私が、私と子どもの一番の味方になる!
心理カウンセラー
竹嶋 しょうこです。
先日のこと。
わたしは、カウンセラーとは別に
シャバの仕事で、事務をしているんだけども
元々、聴覚過敏があって、大きい音がしたり、騒がしい場所が苦手。
ちなみに、今の職場って、オンラインでの会議やセミナーが、まあまああるんだよね
んで。
ちゃんと会議室を取っての会議ならいいんだけど
たまに部屋が足りなくて、たまにオープンスペースで会議をしていたり、
イヤホン(またはヘッドホン)をしないで
自分の席でWEB会議を受けてたり、
スカイプで話している人がいる・・・
わたし、自分が受けるだけなら全然いいし、
(※カウンセラー業はオンラインが主体なので、むしろ慣れている)
よっぽどデカい声でなければ、人が数人集まって話している声がしてもいいんだけど
他の人のパソコンから聞こえる音と
オープンスペースでのスピーカーの音が
機械を通しているから??
ただ話している声よりも、
ものすごーく不快に感じて、集中力も持っていかれてしまう・・・
だからこそ、自分は普段から耳栓を持ち歩いていて
ショッピングモールなんかの人が多い所や、
ゲームセンターとか騒がしい場所では、
必ずするようにしてるんだけど。。。
↓ちなみに、コレを愛用しています。
ザワザワ音は軽減するけど、話し声はちゃんと聞こえるのがいいっ
」」
▼二人の子どもも、聴覚過敏あり(わたしよりも感度強め)
なので、出かける時は耳栓かイヤホンを持参。
仕方がないので、
職場でも
「ん。。。騒がしいな・・・。」と思ったら
即、耳栓をスチャッと装着!!
おかげで、だいぶ音のストレスは軽減はしていたんだけど
どうまわりの人に伝えようか、迷ってたのよ
そしたら先日、『ダイバーシティ研修』というのを
各自、WEBでやるように指示があった。
ダイバーシティ研修とは、
直訳すると「多様性」のこと。
集団においては年齢•性別•人種•宗教•趣味嗜好など、さまざま属性が集まった状態のこと。
正直、普段の研修って、
「ふ〜ん。。。ま、ちょっとめんどくさいな」
って感じなんだけど
今回は、
チャンス、来た!コレ!!
って思ってね(笑)
ちょうどその後、チームミーティングがあったので
思い切って、
「実はわたし、聴覚過敏があって、WEB会議の音や大きい音が苦手なんです。
なので、オープンスペースでWEB会議をやる時は、できたらイヤホンをして欲しいなって思ってます。」
って言ってみた
「なんだ、竹嶋さんってめんどくさいな・・・」とか
「場所がないんだから仕方ねーだろ!
仕事なんだから、それぐらい我慢しろよ!」
って思われたらイヤだから、
正直、言うのはかなりドキドキして、
心臓がバクバクした
なんだけど
わたしの予想に反して、チームの他のメンバーは
「えっ、そうだったんですねえ!!」
と、ただただ自分とはちがう感覚の人がいることにビックリしてだけで、
わたしが変という反応はなかったのだ
で。
すでに個々には、うちの子どもたちが学校に行っていないことも伝えてあったので
「もうお伝えはしてあるんですが、うちの子達が学校に行っていないのも、それが原因のところもあって。
他の子が気にしない教室のザワザワする音が、いるとしんどくなっちゃうんですよ」
とも話すと、
無言だけれど
「なるほどねえ〜。」という感じで、みなさん、深く頷いてくれたのでした
わたしが願うのって
「わたしがうるさいって思うんだから、静かにしてよ!!」
といきり立つのではなくて、
かと言って、
「わたしがしんどいんだから、絶対にみんなイヤホン守ってよ!」
と言うのでもなくて
ただただ、違う感覚の人もいると知ってほしい。
だけ、なんだよねえ〜
なので。その気持ちもお伝えした上で
「せっかくこういう貴重な意見を言ってくれたので、上にも伝えてもいいでしょうか?」と
上司が言ってくださって。
本当にありがたかったです
なんかさ。
実際にどうこうなるのももちろん大事なんだけど
「実は自分がしんどい気持ちでいる」っていうのを知ってもらう。
そのことが一番うれしいし、
それだけで、自分のことを大切にされているって思えるんじゃないかなあ〜
わたしの場合は音の問題だけど、
光やにおい、疲れ方なんかも人によって感じ方が違うから、
その辺も「みんな我慢してるんだから」じゃなくて
めちゃくちゃこわいけど、
「わたしにはコレ、しんどいんです」って、
思い切って言ってみないと伝わらないんだなあ〜!って
思った出来事でした
かなりドキドキしたけれど、
言ってよかったなあ〜と思ったよ
思っているよりも、まわりの人って
優しいんだなあ〜とも感じたしね
あなたが少しでも、居心地がよくなりますように。