私が、私と子どもの一番の味方になる。
心理カウンセラー
竹嶋 しょうこです。
気になっていた映画を観てきたよ^ ^
お魚博士の、さかなクンの実話を元にしたお話
『さかなのこ』
子どもの頃から、大の魚好きだったさかなクン。
誰もが知ってる「ギョギョギョッ!!」という
インパクトありまくりのセリフと、
テンション高めの身振り手振り!!
子どもの頃から、とても個性的だったそう。
ネタバレになってしまうといけないので
あくまで予告で出ている部分だけ
紹介させてもらうんだけど、
さかなクンのお母さんは
授業中も勉強をしないで
魚の絵ばかり描いていることについて、
学校の先生に
「もっとお母さんも、勉強やらせてくださいね」と
言われた時に
「あの子はお魚が好きで。
お魚の絵を描いて。
それでいいんです。」
と物静かに、でもきっぱりと言っていた。
そのセリフに
私も思わずジーンとしたよ(;ω;)
この間、
次女(小5)の通う習い事の先生と
話した時のことを思い出した。
習い事は
いつも義母に送りを頼んでいて、
私は先生とお迎えの時しか会わないので
久しぶりにお話しして
最近の次女の様子を聞いたんだけど、
次女は、どうやら
先生がいろいろな作品を提案してくれるのに、
毎回、あんまり乗り気じゃないらしい。
ただ、家では好きなキャラクターを
遅くまで何枚もガリガリと描いていて、
恥ずかしいのか、私には
あまり見せたがらないことを話したら、
「その絵を持って来ちゃえるようになるといいんだけどなあ。
もっと、あっけらかんとなるといいんだけど、
何か心に引っかかるものがあるのかもしれない・・・」
と言われた。
そーなのかね(・・?)
私は
”まあ、自分だけで楽しむための絵なんだろうから、他の人に見せたくはないんだろうなあ”
って思うし、
次女はもともと
声も小さいし、人前が大の苦手な
「あっけらかん」タイプとは真逆なので( ̄▽ ̄;)
”不登校を受け入れてたとしても、無理なもんは無理だよねえ”
と思って。
先生には
活動の参加意欲がイマイチなことはお詫びしつつ、
「うーん、元々、あっけらかん、ではないタイプなんですよねえ。。。(^◇^;)」
と返事をしておいた。
先生には先生の、
今までのたくさんの子どもを見てきて
こうなるといい兆候
みたいなのが、きっとおありなのだろうし、
私も自分の子育ては、次女と三女しかわからないし、この先どんなかはまったくわからない。
ただ、自分が
なんとなくだけど、次女はこのままでもいいんじゃないかなあ。
って思う直感を、
あやふやで、確固たる証拠はなーんにもないけど
それでも信じていくしかないんだろうなって
思ったんだよねえ。
なので、映画のそのお母さんのセリフを聞いて
「うんうん、そうだよねえ」
って共感する気持ちと、
映画の中の主人公が
好きなことにまっすぐで、
だからこそ、とにかく目がキラキラ輝いて
幸せそうな姿に
私は、とてもグッときて、
じんわり泣けてしまったよ(;_;)
これはもちろん、
子どもを思うお母さんの愛が
胸を打つ映画なんだけど、
私はやっぱり、
人の心のことが気になっちゃうんだよね(笑)
子どものことを、
ずーっと最大限に信じられるってことは
きっとお母さんが、
子どもと一緒にお魚のことを
楽しめていたから。
「私さえ、我慢してこの子のために」って
いう愛情は
素晴らしくて、世間からは誉め称えられそうだけど、
どこかで無理が来てしまうものだし、
反面、その分成果を求めてしまいがち。
好きなことをやるのがいいって思えるのは、
もし将来、役に立たないとしても、
自分の人生を豊かに、幸せにするって
知っている、
実際に自分がそう思えている人の言葉だろうからね
だから、きっとこのお母さん自身も楽しんでいたり、
どこかで、自分の好きなことをやっていたんじゃないかな。
そんなことを思ったよ^^
実は私も
今朝から義母がワクチンの副作用で
発熱していて、
このまま調子が悪かったら
子どもたちも任せられないし、
残念だけど、
映画は延期しようと思っていたのですが、
思ったより早く回復したので
お言葉に甘えて、
行かせてもらって来ました
おかげで一人の時間を過ごすことができて、
家に帰った時、
より子どもがかわいくなったよね
私は、すばらしいお母さんにはなれなくてもいいけど、
できたら子どもの味方になりたいなと思ってて、
それには
まずは自分の気持ちの味方になることが
やっぱり大切!
『さかなのこ』、とーっても、素敵な映画です。
元になった、さかなクンの本も読んでみたいなぁ
気になる方は、ぜひ、観に行ってくださいねーー