心理カウンセラー
竹嶋 しょうこです。
頭に浮かんだ言葉を
次の瞬間
”でも、言ったら子どもを傷つけちゃうかもしれないし、やめておこう・・・”
そう思って、つい飲み込んでばかりいた。
それは、子どもの時のわたしが傷ついて
悲しかったから。
その思いを、子どもにはさせたくなかったから。
わたし、寛容なお母さんになりたかった。
子どもが何を言っても、
どんな時でもニコニコ笑って、
「大丈夫だよ」と言ってあげられる
器の大きなお母さんになりたかった。
でも、現実はちっちゃなことで
ネチネチ子どもに文句を言って、
子どもがどうしようもないことって
わかってるのに責め立てる。
度量の小さすぎる、わたし。
なんで、できないのかなあ？
わたしは、いいお母さんになれないのかなあ？
この子も、わたしみたいに
自己肯定感の低い大人になって
毎日くよくよ過ごしちゃうのかなあ？
次女が学校に行かなくなって、
わたしの心の中のそのザワザワは
より大きくなった。
やっぱり、わたしの育て方が悪いんだ。
やっぱり、わたしが何かやっても
うまくいかないんだ。
ほら、どうせわたしは器のちっちゃい人間だから
子どもに悪影響を与えちゃうんだ。
でも、ちがった。
次女は家にいるようになったら
前よりも元気になった(´⊙ω⊙`)
勉強をしないのが心配だったけど、
誰かとコミュニケーションを取らないことも
不安だったけど、
それよりも、とにかく次女が
元気でいてくれることがうれしかった(T_T)
子どもがごはんを食べて、
ちょっとでも笑ってる姿を見られれば、
他のことって、実はどうでもよかったんだって
わかった。
世間的には悪者にされるゲームだけど、
次女にとっては
自分が夢中になれて活躍できる場所があるもの。
外での刺激にちょっと疲れたら、
自分の世界に入るのを助けてくれるもの。
少しずつ活動的になる次女の
変化を見ていたら、
ゲームって
そんなに悪いものには思えないし、
むしろ、我が家では
あって助かったことの方が多いものに
変わっていった。
世間的にいいものと、悪いもの。
世間的にすごいと言われる人と、そうじゃない人。
どっちだって
自分に合っていればいい。
苦しくないって、ラクをするって
悪いことじゃないじゃん！！
そう思えた時に
わたしの世界の見え方が、ガラリと変わった。
わたしがどんなに願っても
わたしがどんなになりたくても
わたし自身は残念だけど
器がちっちゃくて、子育てが苦手な人（笑）
小さなことをネチネチ言っちゃう人。
でも、そのままでもいいんだ。
その器のちっちゃい、
子育てが苦手なまんまのわたしで
どうにかしてこの子を育てるしかないし
他の人には、決してなれないんだから。
超ネガティブだけど
悩み続けたら
開き直るしかないんだって思って
開き直ることで、楽になれた。
どうせ子育てが苦手なわたしだから
ガミガミ怒ったっていい。
どうせ器のちっちゃいわたしだから
小さなことを気にしてばっかりでもいい。
どうせ、すごくないわたしだから
子どもを素晴らしくさせないでいい。
大人になるまでこの子の衣食住を与えられたら、
それだけですごい！
わたしがすばらしい子に育てられなくても
「こんな家出てってやる！」っていう理由でも
将来、子どもが自分で生活できるようになれば、
わたしの子育ては100点満点！！！！
子育てのハードルをうんと下げてみたら
途端に気持ちがスーッと楽になった。
この子に何かさせなくちゃと思わなくなったら
子どものできていない所が、
前よりも気にならなくなった。
散らかった時
無理やり片付けさせなくても、
片付けるまで言い続けなくても、
わたしが嫌なら、さっさと片付けて
キレイにしちゃえばいいじゃん！
なーんだ、それでよかったんじゃん( ´ ▽ ` )！
そう思った。
ダメな自分を変えようと思って
変えられなくて苦しいなら、
変えなきゃいけないって思うのを
やめてみるといいよ。
わたしがなんとかしなきゃって思って
苦しいなら、
なんとかしないを選んでみるといいよ。
この子をもっとしっかりさせなきゃって思って
苦しいなら、
しっかりさせるのを
一度やめてみるといいよ。
上手く行かない時は
エイッとあきらめて、
自分の基準を下げてみる。
それが、意外と
物事が動きだすコツだからね(*^^*)
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