心屋認定カウンセラー タケコです。
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昨日は亡くなった長女の誕生日だった。
おめでとうとも思わないし、形に残るのも
イヤで、でも毎年何かをあげたくて
ずっとお世話になっている花屋さんで
長女が好きだったお祭りカラーでお花を頼む。
今年はなんだかお花を頼むのを迷った。
ふと「もういいかなぁ」と思った。
毎日お茶とお水を供え、寝る時には
おやすみと心の中で語りかける。
それは変わらないけれど。
結果注文したんだけれど、10日にバイトが
入っていたこともあって受け取りを今日にした。
昨日の夕方バイトを終えて家に帰ると
「渡したいものがある」と言って
近所の友達が来てくれた。
長女の幼馴染みの子は10歳になった。
「これはタケコちゃんに。
ママも10歳おめでとうだもんね」
と友達は言ってお花をくれた。
うれしかった。
今までは友達の子どもが成長していくことを
うれしいなぁと思いながらも、やっぱり
胸の奥がギュッとして、悲しくなっていた。
でも今年はそうじゃなくて、ただただ
穏やかな気持ちだった。
夜、ダンナに話したら
「俺もちょっと忘れかけてた。やっぱり
時間薬なんだろうね」
と言っていた。
時間薬、確かにそう。
そして、今年の私がぐんと軽くなったのは
きっと罪悪感をだいぶ
手放せたからじゃないかと思う。
ずっと救えなかった自分を責めていた。
あの時もっと早く病院に行っていれば
違う大きな病院に行っていれば
先生にもっとじっくり診てもらっていれば
母親が私でなければ、もっと適切な
対処ができたのかもしれない
それを少しずつ、マスターコースで
手放し、なずさんに
あちらの世界のことを教えてもらい
同期の力をもらった。
そうして次女の不登校もあったりで
ただ、子どもたちがそれぞれの人生を
選んできたのだということが、少しずつ
私の中で腑に落ちていったんだろう。
あの時の私はできる最善のことをしたし
長女は短い命を選んできたということ。
今は真っ暗な闇の中で、光を探し続けた
自分をなつかしいような、
「よく頑張ったね」と労ってやりたいような
気持ちでいる。
今日、お花屋さんでそんな話をしていたら
「僕たちもそうだけど、みんな元気に
なってほしいと思ってました」
と言ってくれて、ありがたくて
胸がいっぱいになった。
まわりの方々へ、新しく出会った方々へ。
いつも、本当にありがとうございます。
そして長女へ。
私をママにしてくれてありがとう。
これからもずっと大事だよ。
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