保育者専門
賢い働き方ナビゲーター
山下優香(やましたゆうか)です。
まえだミアさんのおかげで
ようやく自己否定が
少なくなりました。
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私が新人だったころ、
と言うより幼稚園に
勤めている間、
色々なことを
やらかしました。
【新人1年目の保育者あるある】
〜気づけば全部「初めて」
で全力疾走だったあの頃〜
●あるあるネタ
新人1年目は、
とにかく全部が
「初めて」。
やること全部にドキドキして、
知らないうちに
自分のキャパを超えていたり…。
そんな1年目だからこそ起こる
「あるある」をまとめました。
- 朝の早番で寝坊し、
幼稚園に着いてから
顔を洗って歯磨き。
- 外遊びで預かった
子どものジャンパーを
腰に巻いたまま仕事をして、
そのまま家まで持って帰る。
- 子ども同士の喧嘩で
相手の子が指を噛まれ、
全力で謝罪の電話をしたのに、
予想以上に強いお叱りを
受けて心が折れそうになる。
- 新人だから容赦なく
叩いてくる子がいる。
しかも笑ってごまかしてくる。
・「何をすればいいかわからない…」
と、入職直後はほぼ“お客さん”。
- 休憩時間の場所が分からず、
気づいたら職員室の
隅で突っ立っていた。
- 子どもの名前がまだ
覚えられなくて、
名札を見ようとすると
逃げられる。
- 配布物を渡し忘れ、
翌朝先輩に
「昨日の○○渡してる?」
と聞かれて青ざめる。
(私結構これやりました💦)
- 書類に時間がかかりすぎて、
帰宅が毎日遅くなる。
- 掃除や準備の
「園独自ルール」
が多すぎて、
覚えるだけで
1日が終わる。
朝の会で歌う曲が分からず、
子どもたちに逆に助けられる。
製作準備で糊を
並べるだけなのに
「あれ?何が足りない?」
と5回くらい確認してしまう。
お迎えの時間、
保護者に声をかける
タイミングを掴めず、
モジモジしながら見送る。
外遊び後の砂だらけの
部屋を見て
「どう片づけるのが正解…?」
と軽くパニック。
1年目はそんな
「ちいさなつまずき」
が毎日のように
襲ってきます。
1年目がこんなに
大変なのは、「情報量の多さ」
と「環境の慣れなさ」
にあります。
子どもの名前、生活リズム、
園の方針、先輩のやり方、
安全管理、保護者対応…
これらを一気に
覚えようとするため、
常に脳がフル回転状態。
さらに、園ごとに
独自文化があるため
「取説がない世界」
で突然働き始めた
ようなもの。
そしてもう一つ大きいのは、
自分が何をしていいのか、
まだ“役割”が定まっていない
こと。
気を配る範囲が広すぎて、
必要以上に自分を責めて
しまいやすいのも
1年目の特徴かと個人的に思います。
新人1年目は
「失敗するのが仕事」。
むしろ失敗しない
新人なんて存在しないし、
現場は経験を
積まなければ
見えないことばかり。
大切なのは、
「失敗した=向いてない」
ではなく、
「成長の過程にいるだけ」
だという視点を持つこと
という持論があります。
あなたが今
乗り越えようと
している壁は、
どのベテランも
通ってきた「通過儀礼」
だと私は思うのです。
1年目を少しでも
楽に乗り切るための
ポイントは以下の通り
ではないかと思います。
①小さくていいから
「自分の役割」を決める
たとえば「朝の会の出欠を取る」
「おやつの準備担当」など、
ひとつ確実にできる仕事を
持つことで、安心感が生まれます。
②わからないことは先輩に
「短く具体的に」聞く
長い説明より、
「次この場面で何をすればいいですか?」
の方が先輩も答えやすい。
③失敗を“記録”しておく
同じ失敗を防ぐだけでなく、
自分の成長の軌跡にもなります。
④子どもとの距離は
「優しさ+毅然さ」で
新人だと甘く見られる
時期ですが、叩かれる・
いたずらされる時は
やんわりと線引きを。
子どもも
「この先生は安心できる人だ」
と理解し始めます。
⑤帰宅後は仕事を引きずらない
休むことも仕事のうち。
心がすり減ると
判断力まで落ちます。
新人1年目は特別で、尊くて、
誰よりもがむしゃらな時間。
その一歩一歩が、
経験をつくっていきます。
私のブログを読んで
くださる新人さんが、
「あ、自分だけじゃないんだ」
と少しでも肩の力が抜けますように。

