正直苦労の方が絶えなかったと感じております。
子ども達と保護者の方々には助けられたことも多く、
職員(上司)との間で気持ち的に辛いことが多い記憶です。
困っている保育者さんの悩みに寄り添いながらお話を伺い、
お困りの先生にとってどんな方法が良いか一緒に考えながら、
職員間の人間関係など、様々なストレスを減らしすために、
保育者が潰れない賢い働き方保健室にきてみませんか。
このブログでは自分の体験談や、実際に相談に乗った事、
職員の悩みを聞いたものや事例を書いています(確認済み)。
「保育者専門 賢い働き方ナビゲーター」
山下優香(やましたゆうか)です。
お話をしてみたい方は、メッセージにてお知らせください。
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最初の3か月くらいはベテランの先生のクラスに、
子ども達と一緒に入れてもらったのですが、
はじめての担任で右も左もわからないまま、
とうとうひとり立ちの時が来た![]()
朝遊んで、
朝の挨拶などを済ませ活動に入っていったが、
次第にネタもなくなってきた。
何かないかと、必死に探したが
やってみたものの子供の反応は薄い![]()
この内容はまだ早かったかな?
進め方が悪かったかな?と思いつつ
日々過ぎて行った。
ある日の事、朝の挨拶の時間だった。
木が何かとぶつかる音がした。
知らないふりしていたが止まらないので、
「ねぇ、何かの音がするんだけど。
木がぶつかるというか。ドン、ドンって。」
すると男の子が泣き出した。
「先生〇〇が僕の椅子を下から蹴ってる」
音の原因が分かった。
私は〇〇(みんなにそう呼ばれている)に聞いた。
「なんで蹴ってる?」
「前の男の子が蹴るから。」
「前にいるのに、後ろの友達の
椅子を蹴るのは難しいなぁ。先生は無理。」
この子とは本気でぶつかる日が来たかもと思った。
今までもほぼ毎日トラブルを起こしている。
原因は必ず相手のせい。
「まず挨拶終わらすね」
私の表情が変わったらしい。
(子どもが後から言ってた。)
子ども達の何人かが察した。
別に脅したわけではない。
ただ心の中で、いう時が来たと思った。
「みんなごめん、ちょっと時間ちょうだい」
私は〇〇に、
「先生さぁ、足短いから前から後ろに
椅子を蹴り上げられないんだよね、やってみせて」
「やーだよー!絶対やんねーし!!」
黙ってその子の顔を見た。
前に座っている友達も
同じこと思っていると思うよ
「やーだよー」って。顔見てごらん。
〇〇は「ふんっ」と言って横を見た。
「〇〇が嫌なことすると、友達も嫌だし
先生も嫌だから、本気で本気でやめてほしい」
「それでも〇〇が止めるつもりないなら
同じ気持ち味わってもらおうかなと考えてる」
「友達にやって貰うか先生がやるか」
本気で目と目を合わせたが向こうがそらした。
涙目で「もうやらない。」
私は「一度気持ち味わった方がいいんじゃないの?」
淡々と言った。
「やられたらいやだもん」
「今友達どんな顔してる?」
少し黙った後、「ごめんね」彼はぽそっと言った。
私は耳を疑ったが、
初めて自分から謝った。
友達に言った。
「初めて謝ってくれたね。先生嬉しかった。」
友達も静かに頷いて腕で涙を拭いていた。
〇〇に後で
話を聞いてみたら
登園時間になってもゲームが止められず
母に叱られたようだ。
八つ当たりだったようだ。
〇〇ができたことは褒めたけど
蹴ったことはきつく叱った。
もうしてほしくないから。
はじめて〇〇と何かが通じたと感じた
とある一日だった。
〇〇のトラブルをおさめるために、
色々考えた結果たまたまうまくいった。
毎回失敗と成功の繰り返しだった。
いい経験を沢山させてもらった。
ありがとう〇〇。
