うさぎプロジェクト概要
うさぎプロジェクトは、「生きづらさ」を抱える人々が安心して自分らしく生きられる社会を目指し、2016年に設立された任意団体です。現代社会において、多様な生きづらさを抱える人々が増加している現状を踏まえ、当事者同士の交流や情報提供、社会への啓発活動などを行っています。
設立の背景と目的
設立の背景には、既存の支援制度やサービスではカバーしきれない、多様な生きづらさを抱える人々が孤立し、社会とのつながりを失ってしまう現状があります。うさぎプロジェクトは、そのような人々が安心して集い、互いに支え合い、情報交換できる場を提供することで、生きづらさを抱える人々が孤立することなく、自分らしく生きられる社会の実現を目指しています。
主な活動内容
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当事者交流会の開催:
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定期的にオンラインおよびオフラインでの交流会を開催し、参加者同士が自由に語り合い、情報交換できる場を提供しています。
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交流会では、参加者が抱える悩みや課題を共有し、互いに共感し、支え合うことで、孤独感や孤立感を軽減することを目指しています。
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情報発信:
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ウェブサイトやSNSを通じて、生きづらさに関する情報や支援情報を発信しています。
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当事者の体験談や専門家のインタビュー記事などを掲載し、生きづらさに関する理解を深めるための情報提供を行っています。
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社会啓発活動:
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講演会やワークショップなどを開催し、生きづらさに関する社会の理解を深めるための啓発活動を行っています。
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企業や教育機関などと連携し、生きづらさを抱える人々が働きやすい環境づくりや、多様性を尊重する社会づくりを推進しています。
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相談支援:
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生きづらさを抱える人々からの相談を受け付け、必要な情報提供や専門機関への紹介を行っています。
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相談内容に応じて、弁護士やカウンセラーなどの専門家と連携し、適切な支援を提供しています。
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居場所の運営:
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生きづらさを抱えた方が気軽に集まれる居場所を運営しています。
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居場所では、当事者同士の交流や、相談支援、情報提供などを行っています。
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活動の特色
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当事者主体の活動:
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うさぎプロジェクトは、当事者自身が企画・運営する活動を重視しています。
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当事者の視点やニーズに基づいた活動を行うことで、より効果的な支援を目指しています。
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多様な生きづらさに対応:
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うさぎプロジェクトは、精神疾患、発達障害、LGBTQ+、ひきこもりなど、多様な生きづらさに対応しています。
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特定の分野に偏ることなく、包括的な支援を提供することを目指しています。
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オンラインとオフラインの連携:
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うさぎプロジェクトは、オンラインとオフラインの活動を連携させることで、より多くの人々が参加しやすい環境づくりを目指しています。
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オンラインでの交流会や情報発信と、オフラインでの交流会やイベントを組み合わせることで、参加者のニーズに合わせた支援を提供しています。
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地域との連携:
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地域社会との連携を重視し、地域に根差した活動を行っています。
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地域の関係機関や団体と連携し、地域全体で生きづらさを抱える人々を支える体制づくりを目指しています。
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今後の展望
うさぎプロジェクトは、今後も生きづらさを抱える人々が安心して自分らしく生きられる社会の実現を目指し、活動を継続していきます。具体的には、以下の活動に力を入れていく予定です。
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支援体制の強化:
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相談支援体制を強化し、より多くの人々が気軽に相談できる環境づくりを目指します。
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専門家との連携を強化し、より専門的な支援を提供できるようにします。
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社会への啓発活動の強化:
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企業や教育機関などとの連携を強化し、生きづらさに関する理解を深めるための啓発活動を推進します。
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メディアを活用した情報発信を強化し、より多くの人々に生きづらさに関する情報を届けます。
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居場所の拡充:
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居場所の数を増やし、より多くの人々が気軽に集まれる場所を提供します。
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居場所での活動内容を充実させ、参加者のニーズに合わせた支援を提供します。
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当事者エンパワメントの推進:
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当事者自身が活動を企画・運営する機会を増やし、当事者のエンパワメントを推進します。
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当事者の声を社会に届けるための活動を支援します。
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うさぎプロジェクトは、生きづらさを抱える人々が孤立することなく、自分らしく生きられる社会の実現を目指し、これからも活動を続けていきます。