8連勝でついに暫定首位 ~ 第30節・ホームG大阪戦 |  うさぎおやじ日記

 うさぎおやじ日記

 FC町田ゼルビアのことなど、気の向くままに

われらがFC町田ゼルビアはACLE出場のため30節を前倒しで開催。平日なので仕事場から直行でしたが、多摩センター発の無料シャトルバスのおかげで楽に着くことがました。

これ以上無いほど絶好調の中、天皇杯を含む関西勢とのホーム4連戦の最後に迎えたのはガンバ大阪です。

前節の相手キーパーは古巣対決の福井でしたが、今節のガンバのキーパーコーチも元ゼルビアの吉田宗弘さん。JFLのころの野津田を知っている貴重なお方です。

攻撃の中心相馬が前節もらったイエローで出場停止。その代わり脳震盪で休んでいた西村が復帰しました。いきなりのスタメンはちょっと心配でもありますけど。また菊池も一試合外れただけでもどって来ました。

 

通常とは逆の陣地からゼルビアはキックオフ。特に風も吹いてはいなかったはずですが、ガンバがエンドを変えたのでしょう。連勝を続けるホームチームに対しリズムを乱してやろうという考えだったのかもしれません。

しかしそんなこと何するものぞ、昌子源のゴールでこの日も先制に成功します。

ナサンホのコーナーキックに手前で跳んだ藤尾も相手も誰も触れず、結果的に後ろにフリーでいたキャプテンの元にボールが来ると、ジャンプすることもなく決めきってくれました。今シーズン初ゴールですかね。

 

昌子と共に古巣対決の谷も好調、低い弾道のボールをナイスセーブ。ディフェンス陣もガンバボールになってもしっかりついて行き安定した対応。NHKの前園さんの番組で取り上げられたヘンリーもスピードとタイミングで体を入れてマイボールにするところなど放送された通りでお見事と言うしかありません。

 

リードして観る花火もこれで3回連続。写真の手前ではゼルビーとしんちゃんも空を見上げています。

さて後半。ナサンホの上げたボールがクロスバーを叩くところなどありましたが、角度の無い位置だったのでシュートでなくクロスだったのかもしれない。藤尾からのグラウンダーのボールに西村が反応する場面も見られましたが触ることができず。追加点とはなりません。

 

ここまでリーグ戦のクリーンシートが5試合続いていたゼルビア、61分についに失点。この前にも宇佐美のシュートなどやられたかと思ったピンチを防いでいた谷も、横からのボールを弾いたところを拾われ最後はヒュメットに蹴り込まれてしまいました。この辺りの時間帯は完全にガンバペースで、逆転されるのではという怖れしかありませんでした。それでも同点で済んでいたのはやはり谷の力が大きかったですね。

 

耐えていれば流れは来るものなのか、林幸多郞に勝ち越しゴールが生れました。

昌子のボールに藤尾に代わって入っていたオセフンが頭で叩きつけたボールはそれほど強くはなかった気がします。ですがこれをキーパーの一森が何とファンブル。押し込んだのが幸多郞なのですから、前節に続いてなぜそこにいたと問いたくなるというもの。

このゼルビアの2点目の直後にネタラヴィがピッチに入ったのですから、アウェイサポーターにとってはさらに面白くなかったに違いない。

 

試合は終盤へ。仙頭のコーナーキックに対しジャンプした菊池がユニフォームを引っ張られてPK獲得。蹴るのは西村拓真。ここまで何度かあったチャンスを逃していましたが、これをキッチリ決めて復活のゴール。

 

アディショナルタイムは7分と長い。あわやというガンバのシュートや、こちらが交代しようとしているのが認められずに再開されてしまったりと危ない場面もありました。それだけに2点差にしておいて良かったですね。

リーグ戦8連勝。出来過ぎと言っては選手たちに怒られそうですが、どんなに強いチームであってもなかなかできる記録ではないでしょう。

次節は久々のアウェイ戦。最後に負けた相手、横浜F・マリノスと中2日での対戦です。難しい試合になりそうですが、暫定首位の座を守るためにはここも突破するしかありません。


【試合日8・20  暫定1位 勝ち点49】

【DAZN実況・原大悟  解説・坪井慶介】


2025・8・21