前節は用事があって来られなかった野津田（町田GIONスタジアム）、この日はV・ファーレン長崎がお相手です。
ここのところの長崎はあまり勝てていないようですが、首位にいた時期も長く、現在も昇格争いをしているクラブです。
今シーズンのゼルビアは上位にはほとんど勝利していないので、厳しい試合になることが予想されました。
出場停止明けの小田、珍しく出番の無かった吉尾が復帰して、現状のベストなのであろうおなじみのメンバー構成にもどりました。
前節のDAZNの解説だった播戸さんがホメていたので撮ってみました。輝いてますね。
試合は両チームがエンドを入れ替えてキックオフ。開始前ぐらいから雨風が強まって来たのですが、風向きはどうだったのかな？
調べたりなどはしていませんが、今シーズンのゼルビアの得点のほとんどが通常アウェイ側のゴールに入っている気がします。
あまり近くでゴールシーンを観ていないのでなんとか今日は前半に、そう期待しているとさっそく決まりました。平戸の低い弾道のコーナーキックがラインに沿った軌道を描くと、これがゴールの中へ！ルアン選手が手前でさわってオウンゴールだったんですね。
ゼルビアが好スタートです。
前半はいつもは遠くにいる小田の攻撃参加が目に付きました。得点につながった場面も彼のクロスがきっかけだったでしょうか。他にも再三攻撃に加わってチャンスを演出していたように思います。
先制はしたものの長崎だって黙ってはいません、平戸の強烈なシュートなどもありましたが、その後はあちらの攻撃を脅威に感じていました。
ゼルビアにも随所に良いパスワークが見られたとは思うのですが、１点リードの時はどうしても相手の攻撃が怖くてならないんですよね。
後半途中にスタンドからの大きな拍手を受けてピッチに入ったのがジョンチュングン。得点を決めながら無念の負傷退場となった５節以来の出場です。お帰りなさい。
これで今後のポジション争いが激しくなりそうです。
ここまでの試合で追いつかれて引き分ける、それもあとひと踏ん張りという８０分以降の失点で勝利を逃すことが多かったゼルビア、この日も試練が与えられてしまいました。
ケイマンに代わって入っていたイバルボに深津の足が掛かってしまいPKを献上。秋元はコースを読んでいて手には当てたのですが弾き出すまでには至りませんでした。
ふりだしにもどったところで吉尾に代わって井上が入ったのですが、ポジションが・・・？ 平戸が右へ行ってその後の位置に井上が着いたように見えました。これはちょっとびっくり。
アディショナルタイムにジョンのシュートが２本、復帰早々に期待させてくれます。そしてトップ下のような井上にも１本。いずれも絶好機だったのですがゴールならず。そのまま１対１で終了でした。
逃げ切れずに終盤に追いつかれる展開の多いこと多いこと。同じ勝ち点１でも後味が苦い。
とは言うものの上位の長崎を相手に好ゲームを披露してくれました。半袖では寒さを感じる雨の中でしたが、大いに楽しませてもらいましたよ。
お疲れさまでした。次にまた期待しています。
【試合日９・２３ １０位 勝ち点２９】
【DAZN実況・喜谷知純 解説・永井雄一郎】
２０２０・９・２４