ゴールデンウィーク、サッカーファンならホームゲームはもちろんのこと、この機会に日帰りでは行かれないアウェイの地にも足を運んでみたいもの。
しかし今年はそれも叶いません。
仕方なく過去のGWのゼルビアについて、私の観戦の思い出をふり返ってみました。
2013シーズン
4月28日 ソニー仙台 0ー1 ゼルビア
5月1日 ゼルビア 3ー0 藤枝
5月4日 横河武蔵野 0ー1 ゼルビア
最後の写真は試合後に町田市歌が高らかに歌い上げられる様子。
なんとこの年のゴールデンウィークに行われた3試合、われらがFC町田ゼルビアはすべてに勝利したんですね。
アウェイの2試合で決勝点となる貴重な1点を決めたのはどちらも鈴木孝司! 本当に頼もしい存在でした。ルーキーイヤーの前年に無得点だったとは思えません。
この後長く中心選手として活躍することになった孝司とは対照的に、ホーム藤枝戦では一年しか在籍しなかった選手がすべてのゴールを決めています。
向慎一が2点、そして岸田和人が1点。試合中にはまったく気づいていなかったのですが、岸田のゴールをアシストしたアンデルソンのパスがラボーナで出されていたことを知り、後から驚かされたものでした。
ついでに岸田のことをもう少し書くと、彼が山口へ移籍してからの活躍を見るにつけ、孝司とのツートップでプレーしていたらどうだったろうかと、そんなことを夢想したりしたものです。
その彼は今シーズンは盛岡に期限付き移籍しました。大卒一年目以来、再び秋田監督の下でプレーすることとなったのはゼルビアサポーターとしても注目したいところ。秋田さんが呼んだってことなんでしょうかね。
さてゴールデンウィークに3連勝したこの年のゼルビアですが、実はその前にも3連勝しているの合わせて6連勝だったのです。
一年でJ2復帰するのは簡単ではなかろうと理解しつつも、このままいけるのではないか、そんな空気が私を含めてあったかもしれません。しかしこの後調子を崩し始めると、監督解任や相次ぐ選手の途中加入を経て最終順位は4位。やはりJFLもそう甘くはなかったのでした。
この時期ぐらいまでが幸せだったのかなあ・・・
最後にアウェイソニー仙台戦での試合以外のことにふれておきましょう。
宮城県サッカー場という小さな会場での観戦だったのですが、この遠征ではついでにふたつのスタジアムを訪れてみました。
ベガルタ仙台のホーム、ユアテックスタジアム。
W杯日韓大会で日本がトルコに敗れた宮城スタジアム。
後者はソニー仙台戦の会場から歩いても行かれます。中高生の陸上大会か何かが開かれていて、中にも入れました。ユアスタの方は現在J1にいるクラブのスタジアムで、私が唯一試合を観たことが無い場所。なのでいつかは試合日にまた訪れてみたいと思っているのです。
自由に旅をしてあちこちのスタジアムで観戦できるような日々、それはいつになるのでしょう?
2020・5・2