われらがFC町田ゼルビアが、V・ファーレン長崎を野津田にお迎えしました。
かつては共にJFLでしのぎを削ってきた相手。しかし彼らはJ１という私たちの知らない世界を見て来た格上の存在でもあるのです。
そういえば映像装置が新しくなってから初めての対戦になるのかな？
われらがFC町田ゼルビアのスタメンです。
ＧＫ・増田 ＤＦ・奥山、酒井、藤井、佐野
ＭＦ・土居、井上、ロメロ、戸高 ＦＷ・ジョン、富樫
ロメロが意外と早くもどって来てくれてうれしいですが、中島はまたベンチになってしまったのですね。
この日もまた最初から攻めまくるゼルビア、前半に内容で圧倒するような試合が多いですよね。前線の選手たちがかわるがわるゴールに迫り、シュートを打つこと打つこと。
でも先制したのは長崎・・・
ワンチャンスを逃さず相手に決められる展開に、ああまたか、そんな気持ちになってしまいました。その瞬間、メインスタンドが静まり返ったように思います。
先制された直後にもゴールした呉屋選手に突破を許してピンチを迎えましたが、その後は再びこちらの流れになったように感じられました。
特に目立ったのは復帰したロメロ。土居への絶妙のスルーパス、得意の切り返しからのシュート。後者はあわやというところを長崎のフィールドプレーヤーにクリアされてしまいましたが、地域リーグ時代にゼルビアでプレーした髙杉だったでしょうか？違ったかな？
攻めながらも得点できないゼルビア、それでも１失点ならまだ良かったのですけれどね。アディショナルタイムにまたも呉屋、強烈な一撃をたたき込まれてしまいました。ガンバから期限付き移籍で来ているそうですが、決定力が凄まじいです。
そんな内容ではなかったはずなのに、前半で２点のビハインドとは。なぜこうなってしまうのやら。
さて後半、３５歳の誕生日をベンチで迎えていた中島が途中からピッチへ。さらにしばらくして岡田も。この岡田が良かったですね。
右サイドからのボールが相手選手に当たってゴールイン。リプレイ映像を観ながら岡田の得点にしてあげても良いのではと思ったのですが、完全にクロスで枠に飛んではいなかったのでしょうね。でも岡田のプレーが生み出したゴールには間違いありません。
元気を取り戻し始めた観客席（というか私）、そこへ来ました同点弾！
ドリブルでエリア内へするすると入って来たロメロからファーサイドへのボール、これを押し込むケイマン。追いついた、２点差を追いついたよ。
最後のカードとしてドリアンを送り込み、大逆転勝利を目指すゼルビア。十分にその可能性はありました。
４分間のアディショナルタイム、岡田のグラウンダーのシュートはポストのわずかに外。あれが入っていればねえ。
しかし長崎にも呉屋が増田と一対一になる場面があったので、あちらもあれを決めていればと悔やんだかもしれません。
結果２対２のドロー。ホームでは３試合連続でこのスコアですね。複数得点してもなかなか勝てないなあ・・・
もし負けていたら、ゼルビアサポーターはどんなに暗い気分で家路に着いたことでしょう。それを思うと追いついて本当に良かったです。選手たちはよくがんばってくれました。
今はそれをポジティブにとらえたいと思っていますが、連続となる次のホーム戦につなげることが大事なのです。
今度こそ野津田で勝利を！
【試合日６・１６ １８節終了時 １６位 勝ち点２１】
【AbemaTV/DAZN実況・永田実 解説・渡邉一平】
２０１９・６・１７