逆転で首位追走!~第40節・ホーム福岡戦 |  うさぎおやじ日記

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 FC町田ゼルビアのことなど、気の向くままに

佳境を迎えたJ2リーグは第40節、その対戦カードは

4位横浜FC 対 1位大分

2位松本 対 5位東京V

そして3位FC町田ゼルビア 対 6位アビスパ福岡。

よくもこれだけ上位対決が並びましたね。まるで日程を作る時にこの順位を予想していたようで怖ろしいぐらいです。


この優勝・昇格争いの一戦、久しぶりに野津田に帰って来た選手たちを熱いサポーターが出迎えました。


一方でゼルビーはマイペース。後援会による野球ファンご招待企画ということでか、プロ野球選手のモノマネを披露するのに熱心でした。

うん、熱さと共にリラックスも必要だ。


負けると自動昇格が厳しくなりそうな福岡。


アウェイ4連戦で勝ち点があまり伸ばせず、こちらも勝たねば優勝から遠ざかってしまうであろうゼルビア。


スタメンはこの11人。

シーズン途中から加入した山内が野津田では初のスタメン。

怪我から復帰して前節にスタメンへもどった井上も久々のホームゲーム。そしてJ2通算200試合出場の表彰もありました。


ゼルビアは立ち上がりにコーナーキックのチャンス。ここは得点にはなりませんでしたが、大分戦でロメロが決めたのに味を占めたのか、それ以降直接中へ放り込まないパターンが増えたような気がします。


こちらは平戸のクロスから中島、あちらはドゥドゥから城後、いずれも惜しいシュートが一本ずつありましたがどちらも枠の外。

その他にはお互いあまりシュートが無かったようですが、上位対決にふさわしい緊張感の伝わって来る前半でした。


アウェイ4連戦は終わったものの讃岐戦から中3日、この試合まではまだハードスケジュールのなかにいるゼルビア。どうかなという心配がありましたが福岡の動きに十分対応できていたようです。


後半に入っても両チームなかなか得点機が訪れません。どこまでこのままの状態が続くのかと思っていた70分、突然のゴールはなんと福岡に・・・

長めのボールに城後の見事なヘディングシュート。チームの顔と言うべき選手が決めて、福岡側は選手もサポーターも盛り上がらないわけがありません。


失点直後に相馬監督は2枚替えを選択、吉濱・土居を下げてロメロとドリアンを入れました。するとここからがゼルビアの大逆転劇の始まり。

74分、右サイドでつないで平戸のクロスから中島のヘディングで同点!さらに80分にはまたも平戸の横からのフリーキックに今度はドリアンのヘディングで逆転!!


うれしいことに今シーズンは何度もゼルビアの勝利を観て来ました。素晴らしいゴールに何度も立ち上がり声を出して来ました。それでもこの日のふたつのゴールの瞬間以上に叫んだことはあまり多くは無かったように思います。それぐらい興奮させるゼルビアの同点から逆転への流れでした。

ゴール裏以外の席でも、私と同じように声がかれるほど叫んだひとがたくさんいたに違いありません。


この後にはオフサイドで認められなかった山内の幻の初ゴール(おとなりの方から映像装置のスコア間違ってませんかと聞かれた)などもありつつ、福岡の攻撃を守り切って終了。

大事な大事な一戦に最高の逆転勝利です!


他会場では大分が敗れ、勝利した松本が首位に。ゼルビアは変わらず3位ながら首位との勝ち点差はわずか1。そして6位以内が確定です。


ここのところアウェイでは得点力不足に泣いて来ましたが、ホームでは前回の大分戦に続いて複数得点での勝利。相馬監督ならずとも言いたくなるってものですよ、

「やっぱホームはいいですね!」

【試合日11・4  3位  勝ち点72】

【DAZN実況・喜谷知純  解説・中西永輔】


2018・11・5