もう暑い日のことですが、
外出しようと外に出たところに、目の前をふわふわと綿毛のようなものが横切っていきました。
しっかりと球状になっているのも確認できるくらいだったので、すごく気になりました
人差し指を出したら、指の先にそっとくっついて...。
おぉ~~
なんだか可愛いので、そのまま連れていきました。
つぶれてはかわいそうだし、とビニール袋に入れて、空気を入れて膨らませて...。
内心、「何やってんだろう?」と思いつつ、なんとなくこのシチュエーションも楽しんでいました。
なんだかケサランパサランみたいだなぁ~~
経験的にもこれがあざみの綿毛だろう、とは分かっていましたが、指に乗ってきたのと、日の光が当たってきらきらしていたのとで、なんとなく楽しんでしまいました
改めて、ケサランパサランって何?ですよね...。
妖怪、と私は思っていたのですが、未確認生物、という分類でもあるようです。
ふわふわした綿毛の姿で、多分、イメージ的にはまっくろくろすけの白い版って感じでは...?
穴が開けてある桐の箱に入れて(生き物だからでしょうね...)、おしろいをご飯にあげると良いそうです。
なんだか可愛いですよね。
なんでも増える(?!)という話もあり、幸運を呼んでくれる、とも...。
正体は色々な説があって、植物の綿毛や動物さんの毛が固まったもの(肉食の動物に食べられた残骸、という話も...)、動物の胆石や結石、そして鉱物のオケナイト、雪虫、というものでもあったりするそうです。
どちらにしても、民間伝承の楽しい世界♪ですよね
usaginonedokoさんのお品で、綿毛が綺麗にアクリルの中に閉じ込められている標本があります。
綺麗です
綿毛って基本的に、形状が美しいんでしょうね
そして、オケナイト。
Ca10Si18O46・18H2O
三斜晶系の結晶、となっていますが、ふわふわしている姿にどうやって結晶の形を見ていけば良いんだか、と個人的には悩んでいます。
柔らかいので、手で持つのはおススメできません。
ふんわり、とあくまで優しく...。
可愛いですよねぇ~~
最中さん、人間の使っているものが大好き。
届いた箱も開封しようとしていたら、カッターに触ってきたり、箱に乗ったり入ったり...。
あの...それ、私のひざかけなんですが...。
毎年、横取りされているような気がする...。
生物として、こちらより優秀な保温機能があるはずなのに...。