前回の天使さん記事からちょっと間が開きましたが...天使さんについての続きの記事を書きます鳥の羽根

☆under the Polar Star☆2013年1月26日記事「お名前に馴染みがありますよね♪」
http://ameblo.jp/usaginoma/day-20130126.html

長くなりそうだったので、後に回していたのです...
大天使ミカエル天使
なんで、ミカエル、という名称がこれだけメジャー?なんだろう?と思ったことありませんか?
天使はそれこそ無数に存在されている、ということなのに...。
日本は元々は天使、という存在が身近にない文化です日本
そこに、近年色々なスピリチュアルな情報と共に、一気に一般に天使さん情報が入ってきた、というのは事実だと思うのです。
それでも、耳にするお名前はそんなに多くはないですよね。
まずは芸術作品に登場する天使さんは、普通にアートがお好きな方は目にします。
そして、キリスト教を信じていらっしゃる方は、その教義に沿った内容を勉強されることでご存知でしょう。
その上に、近年のスピリチュアルなテクニックやエンジェル系ヒーリングなどを勉強されることで身近に感じておられる方がよく口にされるのが、ミカエルなどの大天使さんのお名前だと思うのですが...。

そこで改めて、天使さんの名称に関することについて調べてみました。

多くの天使の名称はヘブライ語の「神の」という意味を持った※1接尾辞--elか、「主」を意味を持つ--yahの接尾辞になるようになっているそうです。
ですので、
ミカエル
ガブリエル
ウリエル
などは、--elの接尾辞になっています。
中には、この法則には当てはまらないお名前もあるのですが、こういうものは祈りの言葉の中で、言葉のリズムを刻んでいくうちに自然に生まれたものでは、という推測がされているそうです。
メタトロンはそのグループに入るみたいです。
お名前の中の文字は、瞑想や黙想を促す神の光を発しているのだそうです。
中には発音ができないように見えるものがあるのですが、こういう名称のグループは文字の組み換えで生まれた、とされているそうです。

キリスト教の正典でお名前が登場するのは、
ミカエル
ガブリエル
ラファエル

だけ。
ウリエル、メタトロンはユダヤ教神秘主義の文献に、他のユダヤ教の文献や書物には多くの天使の名称が登場しますが、カトリック教会は上記3名の天使さん以外の名称を使うことを許可していないのだそうです。
ローマ・カトリック教会では、大天使ミカエル、ガブリエル、ラファエルを聖人にしており、3人の中でもミカエルは、秩序の支配者で闇の権力から教会を守る特別な存在としていますキラキラ
そういうこともあって、ミカエルという名称が一番好まれるということに繋がっている可能性は高いですよね。
世界の人口から考えても、ユダヤの世界に関連している方と、キリスト教関連の世界におられる方、そしてどちらの情報をも活用できる方、となると一番重なるのは、上記ミカエル、ガブリエル、ラファエルの名称、ということになりますよね...。

そして、聖書にお名前が出てくる唯一の天使さんがミカエルなんです。
その上、聖母伝説でも重要な役割を担っていて、聖母マリアに死期が近いことを告げ、その後マリアの遺体を天国に運んだのもミカエルなのです。

勇ましいお姿はお馴染みですね。
☆under the Polar Star☆-ミカエル


☆under the Polar Star☆-ステンドグラス
ステンドグラスはデザインとして、「そぎ落として」いったものですから、その造形美はまた素敵で心に沁みやすいのかもしれませんね...。
文字を読めなくても、その神々しさ、尊敬の気持ち、教訓を学ぶにはとても良いのでしょうね流れ星

☆under the Polar Star☆-ウィリアム・ブレイク
ウィリアム・ブレイク



現代は、天使さんは、キリスト教でなくてもユダヤの教義を真面目に勉強されていなくても、違う宗教の人間でも出会える機会がたくさんあります。
(メダイなどもアクセサリーで目にするので、イエス様、マリア様も身近になりつつありますねくろす
しかも、何故か?歴史的、文化的な境界といえるようなボーダーといったようなものがありません。
ちゃんとした文化、歴史的背景を知らなくても良い、不思議な立場におられる、とも思えるのが現代の天使さんなのでは、とも思います。
なんとなく...同じ名称を使わせていただいていますが、どこか違う空気を感じてしまうのは私だけでしょうか...。
調べれば調べるほどに、しっかりした教義の下で崇拝されている天使像と、現代のエンジェル系テクニックに登場する天使のイメージには、どこかに隔たりがあるように感じられてしまうのです。
今一度、歴史的背景をも知識として取り入れることは大事なのでは、と思います虹
そういう意味で、やっぱり芸術的観点からの導入で、その上で聖書やキリスト教世界、ユダヤの教義を知っていけたら、と思っています。
というわけで、またしても自宅の本棚には書籍が増えていくわけです...book.


そしてやっぱり...ミカエルに関する内容は情報量が多く、続く...です。
to be continued.ふきだし→


※1接尾辞
常に他の語の最後につき、単語の意味を補助する語のこと。
元の語の品詞を変えることにもなる。
単独で使用されることは無い。
日本語では、暑い→暑さ
英語では、fool→foolish
など...。

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