どうデザインする？2

昨日、どうデザインする？ということで、
熾天使
智天使
座天使
は、本当に苦労しますよ...ということを書きました。
この上級三隊の天使さんたちは、表現するのが本当に大変だと思います。

その中でも、一番困るんじゃないか？？というのが座天使。
そして、座という言葉には神の座、神の栄光という意味があるが、霊的な存在ということではないのだそうです。
トロウンズ、オファニムとも呼ばれます。
平和と従順さが座天使の特質。
神の戦車になり、これを智天使が操るので、それで智天使に眼がたくさん付いた車輪が存在している、という描写になるわけですね...。（ある意味、セットもの）
他の描写には、翼にたくさんの眼がついている、というものも
いったい、どういう存在なんだろうか？と不思議になります。
どちらにしても、たくさんの眼、というのは座天使の変らない特徴のようですね。
車輪は二重になっているのだそうです。

なんだか、この様子を読むと、日本文化的には閻魔様の姿を描いたものの中に居ても不思議ないくらいのイメージを持ちます。
うん、合う合う...。（失礼ながら...）
そう思っていたら、こういう記述も発見。

　座天使は神の裁きを示す玉座か天秤を持つ

あ、裁きを受ける時にお会いすることになりそうなんですね...なるほど...日本人的感覚の閻魔様の世界に居そうな...というのは、ある意味正解かもしれませんね...。

宇宙の中で物質が形をとり始める領域に住んでいる第4の天国から、神の栄光を唱え、永遠に神の前に存在するのだそうです。
万物の法則にもとづく、宇宙の調和を保つ役割を持つのだそうです。
そして、尊厳と正義の天使、意思の支配者、とされているのだそうです。
座天使が人格を持つようになるのは、ユダヤ教神秘主義の文献の中で、なのだそうです。

座天使としての絵画は本当に少ないようです。
やはり表現が難しいんでしょうね...。



載っているとしたら...学術的な資料にあるんでしょうね...。

という訳で、天使さんらしい絵がないので...。
やっぱり個人的に好きなウィリアム・ブレイクを...


ウィリアム・ブレイク

William Blake
1757年～1827年
イギリスの詩人で画家。
学生の時に、ウィリアム・ブレイクの詩を勉強してから、とても好きなんですが...。
なかなか画集も集まらないんですよね..。






ﾟ･:,｡ﾟ･:,｡★ﾟ･:,｡ﾟ･:,｡☆ﾟ･:,｡ﾟ･:,｡★ﾟ･:,｡ﾟ･:,｡☆ﾟ･:,｡ﾟ･:,｡★ﾟ･:,｡ﾟ･:,｡☆