バレエ2022年2月頃⁑右脇の付け根から右乳首先端に向けて電気が走るような痛みが数回
その頃は四十肩手前で右腕が上がりづらかったので、それが原因だと思ってた。

バレエ3月3日⁑右胸に小さなピンポン球ほどのしこりを発見
〝そういえば最近あの痛み(上記)なくなったなぁ〟と何気なく右胸に触れてみたところ、
素人でもわかる大きさのしこりを発見。
でも乳癌って最初は小豆大だときくし、まさかねぇ…脂肪の塊だと自分に言い聞かせた。

バレエ3月4日⁑かかりつけの婦人科で受診
昨年9月から生理異常でホルモン剤を服用。
そのお薬を処方してもらった病院で超音波検査の後、日赤病院を即予約。
〝4月の人間ドックじゃダメですかね?〟と呑気な私。
〝健診は異常を感じてない人が受けるもの。
とにかくマンモ受けて!
癌は見つけるのは簡単だけど、癌ではないと断言することがいちばん難しい〟と先生。
すんなり終わると思ってたのですが、無念。

バレエ3月8日⁑日赤で乳腺外科受診
触診後、超音波検査とマンモグラフィ検査。
マンモは人間ドックでは撮らない、様々な角度から撮影。
超音波で横から見たしこりの形状により悪性に限りなく近い、とのこと。
少し休憩したあと乳腺生検。
なにしろ事前麻酔が痛かった、泣けた。

バレエ3月15日⁑生検の結果
診察室に入って間もなく〝今日おひとりですか?〟と先生。
あ、良くなかったんだな〜と察知。
悪性でした、しかも進行が早いタイプ。

免疫染色結果により私の乳がんはトリプル・ネガティブに分類、MIB1再現率は74.9%

これは癌細胞の増殖能の値を示すそうで、この数値が高いと進行が早いそう。


バレエ3月24日⁑PET検査

他に癌転移がないかの検査。

バレエ3月28日⁑MRI検査
検査後PET検査の結果も含めて主治医との面談、家族も同席。
右脇のリンパに転移あり、ステージはⅡb。
転移だけはないよう祈ってたけれど既に右脇の痛みも起きていたので、やっぱりかー。
遠隔転移がなかっただけ幸い。

バレエ 4月1日⁑再検査
私の血液に問題あり、抗がん剤を延期して消化器内科で再検査。
以降、新しい投薬を続けながら抗がん剤を始めることになる。

バレエ4月8.22日、5月9.23日⁑抗がん剤
エピルビシンとシクロホスファミドを4回。
その2日後にはジーラスタという、白血球を上げる注射を受けるのがルーティン。
3回目から吐き気が出るようになったけれど軽症だったと今は思える。
4回目には右肘下の血管が引き攣るようになり、真っ直ぐには伸ばせなくなった。
これは今も解消できていない。
この抗がん剤中は夜中1〜2時間おきにトイレに起きていた。
その都度、驚くほどの尿が出て朝起きた時は脱水症状気味で立ち上がりが困難。
夜中に水分を摂れば良かったのかもしれないけれど更にトイレ回数が増えそうで避けた。
ジーラスタの後は怠さが増す程度で、この抗がん剤の時は特に影響なし。

バレエ6月10.24日、7月8.22日⁑抗がん剤
抗がん剤変更、後半パクリタキセル4回。
2日後ジーラスタは同じ。
前半のより軽い抗がん剤だときいていたのに私にはきつかった。
特にジーラスタを受けた数時間後からの、立てないほどの全身の痛みが堪えた。
代わりに吐き気はなかったような…
夜中の頻繁なトイレからは解放された。

バレエ 8月1日⁑入院前検査
遺伝性の癌だと判明し右胸全摘を勧められ、迷いもなく同意。

バレエ 8月16〜23日⁑入院
バレエ 8月17日⁑手術
右胸全摘・右リンパ切除、終了。

バレエ 10月7日〜⁑1年間リムパーザ服用
癌転移を防ぐための飲む抗がん剤、今のところ大きな副作用なし。

バレエ 2023年3月3日⁑術後半年の検査
卵巣・胸部・脇・首エコー、子宮体がん・頸がん検査。
私が胸に異変を感じてから、ちょうど1年。


今後も追記していきます。



2階の洗面所に立ててるコチラ桜

抗がん剤でつらかった時、これを心の中で唱えていました。

たしか娘が高校受験の時に飾ったもの。

このパンダの表情が幼い頃の娘そっくりでハート

今度は私を励ましてくれました。