今週は、お清書の週です。
連休明けから、みなさんご自分が納得されるまで、
書いていらっしゃいます。 熱心! ^^
大人の方で、漢字と仮名はもう15年以上続けていらっしゃる方、
ご自分の書に幅を、ということで2018年6月から
条幅をお始めになりました。
漢字の段位は上級者でいらしたので、その実力もあって、
条幅は初回からずいぶん飛び級で審査されました。
条幅歴1年半しか経っていませんが、この仕上がりに感心しました。
5枚くらいお持ちになって、くらべたら、私の目にはこれが一番!でした。
墨の食い込みがいいし、線の流れもある、
「静」と「聲」の縦画の伸びがいいし力強い、緩急があります。
画像ではわかりにくいですが、
「寒」のウ冠、と、「深」のワ冠の
筆の返しがしっかりしていて、
きれいに筆が折り返って、
そこからの勢いがいいです。
【読み】
夜静かに渓聲近く
庭寒くして月色深し
【大意】
谷川の流れの音は
夜が静かなので近く聞こえ
月色は寒い庭にいよいよ深い
***
実は、私の恩師の教室でご一緒だった方、
恩師が教室を閉室されたので、私のところにご縁をいただいた方、
ときどき恩師の教室での懐かしい話しに花を咲かせます。
ご縁をいただいて、感謝。。。
教室で相談しながら清書えらび。