復 職してまだ2日なのに、もう疲れてる…
休みは家事を、と思っているのに、ひたすら休んでいる。
根がダメ人間なのか、仕事が過酷なのか…。
前者ですね…。

今の日記を入れるから時系列が分からなくなっていますが…今回は妊娠、出産の記録ということで。
過去の記録です。



そうして、いざ分娩。
ここまできて、まだ自覚がないというか、まだ待てるよ、と思う。
もう産むの? 早くない?
みたいな。
助産師さんの、「もういきみ逃さなくていいですよ」の言葉も、逃している自覚はなかったし。
余裕で翌日までかかるものだと想定していたので。

でももう、医療者の方にすべてお任せ。
言う通りにしますわ。

台が分娩形式に上げられ、足にはビニールが掛けられ、開閉式のお産パンツは脱がされる。
産まれた赤ちゃんを温めながらおさめる医療器具(?)が持ち込まれる。

えー産むの? と思いながらも出産体勢。
助産師さんが「こちらに向かって、張りが来るタイミングでお通じを出す感じで力を入れてください」と言う。

感触はまさに、お通じがすぐそこに迫っているのと同じ。(私はそう思った)
でも妊娠してるからお通じではない、ということはわかる、と。
それに、お通じよりもはるかに巨大な感触。
赤ちゃんの頭だと分かるかんじ。

力の入れ方も私はお通じと同じでした。(私は。)

初回、とりあえずいきんでみると赤ちゃんが外に出ようとしているのが分かる。

助産師さんが「そう!上手です。次の張りが来たらまたいきんで!」

言われた通り、力の限り。

出産している手応え、ものすごくかんじる。
あと何回かで赤ちゃんに会える!

張りがピーク。
すっごい苦しい。

例えて言うなら孫悟空。
孫悟空って、頭に輪っかがついていて、悪い行いをするとそれがぎゅー、と締まるよね。
そのかんじ。
ぎゅー、と絞められているかんじ。

または、お腹にゴムバンドが巻かれていて、それが急激に収縮させられているかんじ。

お腹にパンチをくらって「うっ…」というかんじ。

と、この2回のいきみで助産師さんが携帯電話で医師に連絡。「排臨です」

おっ、本で見てたよ。排臨まで来ました。
なんか早いなー。

助産師さんが私と夫に「今、頭このくらい見えてますよ」と、手で輪っかを作って見せてくれる。
おお、と夫も私も思う。

で、またいきんで。
頭が出口の途中。でも張りの調子で引っ掛かったまま。
助産師さん「あ、苦しいところで止まってる…」
なんだそれ。一人言? 私に言ってる?

でもそれでますますやる気になってまた、めいっぱいいきむ。
あ、生まれた、いたーい💦

と、ここで産まれたんだけど、出口が盛大に裂けました。

皮膚がびりっと破れたのが分かった…

ここで初めて、痛いと思った。
ここで痛いなんて、誰も教えてくれなかったじゃん、と、そのとき思った。
陣痛が痛いのは有名で覚悟してたけど、このタイミングで痛いとは。

とは言え、痛いのは数秒。破れるときの一瞬だけなので、感触は、タンスの角に足の小指をぶつけるかんじ、かな。
(いまだに、タンスの角に足の小指をぶつけると、あの時もこのくらい痛かったよな、とうずくまって考える。笑)

そして、助産師さんの「おめでとうございます!」の声。
そして、一瞬の間の後、産声。

あーよかった

私、思ったより感動してない。
もっとわんわん泣くくらい感無量かと思ったけど、はー、生まれたのかー、くらい。

いや、とりあえず「終わったー」ってとこだね。
疲労感と苦しみが溶けたかんじ。

恐らく、一番苦しくて頑張ったのは赤ちゃんで、その苦しみはわかりようもない。

多分だけど、生まれるときと死ぬときは同じかんじなんだろうな、と思う。

何事も、必要以上に怖がることはないな、とこの経験を通して思うようになりました。
出産を体験できてよかったです。

しかし、感動の出産には続きがあるのです。

産後の処置。

「へその緒切りまーす」と、すぐさま切られて切り離された赤ちゃんは他の助産師さんに連れていかれて、母体の私は「胎盤出します」と言われて手で胎盤を引っ張り出される。
ちょっとぬるっと、温かい感触が。

胎盤見たかったけど、そんな間もなく、多分すぐ捨てられたのかなー。

そして私はお腹をごりごり強めに押される。
押されてどばっと血が出たのを感じる。

後で聞いた話では、出血が多少多めだったらしい。

ここで夫は助産師さんに、産後の処置をするので向こうでお待ちください、と他の場所に出される。

そうして先生(医師)登場。
さっき夕方に診察してくれた産婦人科部長。

血まみれなのに、中に傷がないか診ますよー、と言われてクスコみたいのを入れられ覗かれる。
医療者って、やっぱりすごいよね。
血まみれをごく普通のことのように対応。
慣れなのかもしれないけど、私の日常にはないことなのですごいなー、と。

赤ちゃんの頭が通ったからそんなことされたら痛いのかと思って怖かったけれど、別に全然痛くはなかった。(でもいやだけどね。)
「中も傷付いてないし、大丈夫です」と言われる。

と、怖がりながらも、こんな大仕事を終えたのにこんなちっさい処置を怖がってる自分て何だろう、と思ったりも。

とにかく出産はできて、私もこうして生きてるし。
あとはもうどうにでもしてくれ、というかんじですね。

で、びりっと割けた傷の縫合。
麻酔は打ってくれているけど、なんか感触はかんじるし場所によっては痛い。
縫いながら先生、「痛いですか?」と聞いてくれたので、痛いです、と、答えたけれど、「ここは麻酔効きにくいのでね。我慢してください。結構割けてるから、時間かかるよ。でもきれいに治りますから」
って、もう一度麻酔するとかじゃないんだ。

でもいい。もうなんでもいい。
赤ちゃん産めたから。どうにでもしてください。

そうして処置されつつ、きれいになって服を着せられた我が子が連れてこられる。

私の処置も一段落でまた夫もやって来る。

助産師さんが「おっぱいあげてみましょうか」
とのことで、初授乳。

母乳あげるのは夢でした。

でも、母乳なんて本当に出るのかなー、という疑問。
妊娠しても、出産しても、そんな不思議なことができるのか、疑問だった。

と、思っていたけれど、助産師さんに乳首をつままれて「ほら、出てるよ」と、私は分からなかったけれど…赤ちゃんにくわえさせてみる。
飲んでるのかどうなのかはよくわからない。

でも、なんかうれしかったなー
赤ちゃん生まれたんだなー。私の子。生きてる。
ってことが。
なにがあってもずーっと私はこの子のお母さん、なんだものなー

そうして処置も初授乳も一旦終了して、そのままLDRで2時間以上一休み。
夫はここらで帰宅することに。
私はなぜか発熱していたらしく、氷枕をもらったり。
途中で助産師さんが見に来てお腹をさわったりして、子宮の戻りが悪いからもう少し休んでて、と言われたり。

その後、持参したパジャマに着替えて入院部屋へ行くことに。
行く前にトイレに行ってみようと入ってみたけど、これがまた、尿意はあるけど出ない…

と助産師さんに報告したけど、もう少し待ってみよう、とそのまま放置。

入院部屋のベッドに来て、赤ちゃんも連れてきてもらって、ようやく就寝。て、眠れるはずもないよね。
この不思議な夜、落ち着いて寝てなんかいられるか。
あー、出産したんだなー、と思いながら寝ずに体を休めるばかり。