我が家に車がやってきた | うさこの日台国際結婚生活記

うさこの日台国際結婚生活記

うさこが行きたいとこに行って、したいことをしている記録です。
公務員を辞めて英国留学。完全なキャリアチェンジをしてセラピストに。仕事や旅行で国内外を転々とし、その後台湾語学留学。英国で知り合った台湾人と結婚し台湾新竹県在住。

うちには車がなかった。

彼はバイクで5分の職場と行き来する毎日だし
私はまだ台湾免許を持っていないし。
私と彼の休日も合わないので、彼の実家に帰る以外遠出することもない。

だけど、小兎がお腹にやってきた。

私は妊婦としてバイクの後ろに乗ることには抵抗ないが、赤ちゃんを抱いてバイクに乗ったり、
小さい子どもを前に立たせて乗せたりするのは、かなり抵抗がある。

台湾ではいずれもよく見る光景。
とっても危ないと思う。

だから、産まれるまでには車が必要、というのが我らの共通認識だった。

入籍後、私の妊娠を知る前から、彼の両親が車を買うように強力にプッシュしてきたこともあり、とんとん拍子で購入の話が進んだ。

彼は「これがいい」というのを決めていたらしく、
そのメーカーの販売店へ2人で行ってみた。

私は日本で専ら軽自動車ばかり運転していたので
なるべく小さい車がよかったが、軽自動車というのは
日本独自のものなんだね。。。
しかも、チャイルドシートのせるならある程度大きくないと、と言われてしまった。

1軒目の販売店に行ったところ、
ソツなく営業してますって感じのスーツの男性から淡々と説明を受けた。
別に落ち度はないが、冷たい印象。

これが台湾流なのかな、と思っていたら、
彼いわく「高い買い物するのに、接客がイマイチ。」

ふーん、台湾人から見てもそう思うんだ。
なら、別の販売店にも行けばいいじゃん?と促し、別の店へ。

そしたら、最初の挨拶、名刺の渡し方からキッチリした
若く明るい女性のスタッフ。
しょっぱなから、さっきの男性と全然ちがうわ~。

彼女の名刺には「2014年NO.1セールス」と書いてある。
どの範囲でかは不明だが、トップセールスということだろう。

説明も親身でイキイキしているし、
私が中国語イマイチな日本人と分かっても、私の方も見て話すことや私に話を振ることも忘れない。

先に行った販売店と同じ金額でも付けてくれるサービスがこちらの方が多かった。
思うに、トップセールスの販売員はそういう特権を持っているんじゃなかろうか?
(この世界のことは知らないけど、どうなんでしょ?)

彼は即、この販売店で購入することに決めた。
私も、台湾でこんな気持ちいい接客を見られるとは思っていなかった。

そして、2週間ほど待って車がやってきた。

私の独断で「白兎(バイトゥー)」と名付けた。白いから。
彼は「うさぎばっかりだ!」と文句を言っていたが、自分のバイクを「黒猿」と名付けることで満足したようだ。

車を買ったら、引っ越しと同じく地元の廟にお参りに行かないといけないらしい。

で、その時に車にリボンを飾るということで、販売店から赤いリボンをもらってきていた。

「え?結婚式みたいにするの?やりすぎ~」って思ってたら、
何のことはない。

むっちゃちゃっちい、デパートのギフト用リボンみたいなやつ。

元々花形に加工してあったはずが、既に形が崩れてただのゴミのようになっていた 汗

これを車内部のフロント部分に置いた状態で駐車し、お参り。



彼は現在、近辺を運転しつつ色んな機能を学習中。

私もそのうち台湾の免許をもらいに行かねば キャ