今回は、1999年の全線廃線が近かった頃の、新潟交通白根駅の写真をご紹介します。

白根駅は2面3線の地上駅で、始発の東関屋駅を除くと、唯一、終日駅員がいた駅でした。
月潟行きが出発して行きました。月潟間までは、白根駅から3駅、4.2kmです。
しばらくすると、先程のモハ18形18号が、東関屋行きとして戻って来ました。
白根駅の、島式ホームの行き止まり線側に、朝の通勤通学で使用されるクハ45形46号が休んでいました。
クハ45〜クハ48は、ワンマン化対応工事が行なわれていました。写真のクハ46は、1999年の電車線廃止まで、唯一残った最後のクハ45形でした。
電車線廃止後は、駅舎などの鉄道設備は撤去されました。白根駅跡は、小さな公園になったそうです。
中ノ口川に沿ってのんびり走る新潟交通電車線は、とても魅力的な路線でした。
ネガスキャンした古い画像ですが、最後までご覧頂きありがとうございました。鉄道コムへ