今回は、いすみ鉄道の軽快気動車いすみ200形とキハ52形の写真をご紹介します。下の写真は、大原駅のいすみ200形206号。

こちらは、いすみ300形301号。
いすみ鉄道は、大原駅〜上総中野間26.8kmの単線非電化の第三セクター鉄道です。1988年(昭和63年)、国鉄木原線を引き継ぎ、いすみ鉄道が誕生しました。
下の写真は、大多喜駅のいすみ200形201号と車庫から出て来たキハ52-125号。
いすみ200形は、いすみ鉄道開業時に201〜207の7両が登場しました。富士重工のLE-Car Ⅱシリーズの気動車です。その後新型気動車の導入で廃車になりました。
大多喜駅は、大原駅起点15.8kmのところに位置し、2面2線の地上駅です。上り下りのホームは、構内踏切を挟んで離れています。構内には車庫もあります。いすみ200形が留まっているのは、2番ホームで大原行きです。
キハ52といすみ206が並びました。
キハ52-125号は、JR西日本の大糸線非電化区間で運行していた車両で、2010年の廃車後いすみ鉄道にやって来ました。翌年、2011年のゴールデンウィークから観光急行列車として運行開始されました。
観光急行列車の導入で、一躍全国区の第三セクター鉄道になりました。この日も、普通列車、観光急行列車とも多くの人で賑わっていました。
キハ52は先ず、大多喜から上総中野へ行き、折返し上総中野から大多喜〜大原、折返し大原〜大多喜と運行されていました。
後ろは、大原からのいすみ200形の普通列車。
大多喜駅は、いすみ鉄道の運転と観光(駅前に大多喜町観光本陣があります)の拠点になっています。
整備中のいすみ200形205号。
2番線ホーム(大原行き)から見た大多喜駅。奥のホームが1番線(上総中野行き)で、1番線には駅舎があります。
2番線にある木造のベンチと屋根。
大多喜駅から少し歩いたところの千葉県道172号大多喜里見線。
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