今回は、大井川鉄道千頭駅の写真をご紹介します。下の写真は、静態保存中の9600形と本川根町PRの広告電車になっていた南海21000形。

大井川鉄道では珍しい全面広告電車です。
側面には「接阻峡温泉と寸又峡温泉」と大きく書かれていました。
千頭駅の9600は北海道で使用されていたそうです。今はトーマスに出てくる「ヒロ」に変身し、千頭駅でのイベントを盛り上げています。
下の写真は再掲になりますが、同じ時期に撮影した大阪セメントいぶき502号です。いぶき502号は大阪セメント伊吹工場の専用線で使用されていた電気機関です。1999年(平成11年)専用線が廃止になって大井川鉄道にやって来ました。
大井川鉄道に譲渡された、いぶき501号といぶき502号はそれぞれED501、ED502として竣工しましたが、2005年に中部国際空港の埋め立て土砂輸送のために、三岐鉄道へ転出することになりました。(ED501は貸与、ED502は譲渡)

写真のいぶき502号は、大井川鉄道に戻ることなく三岐鉄道で廃車になりました。
となりの旧型客車と比べると、いぶき502号はかなり赤みの強い茶色をしていました。ネガスキャンした古い画像ですが、最後までご覧いただきありがとうございました。鉄道コムへ