今回は近江鉄道彦根駅のロコ1101の写真をご紹介します。
写真の凸形機関車がロコ1101号です。ロコ1100形は元阪和電気鉄道の電気機関車でした。阪和電気鉄道には、1930年(昭和5年)に1101号のみが入れ替え用として導入されました。
近江鉄道にやって来たロコ1101号機は入れ替え用として活躍しました。貨物列車の定期運行終了後も残され、近江鉄道ミュージアムで展示されましたが、ミュージアムの閉館とともに解体されてしまいました。
凸形の好ましいスタイルをしていました。

阪和電気鉄道の車両は他に秩父鉄道のED38形(ロコ1000形)がいました。廃車後は三峰口駅の公園に保存されましたが、公園のリニューアル(2019年)で解体されてしまいました。