2007年8月、日本航空の直行便でインドネシア・ジャカルタに行きました。今回はジャカルタ・コタ駅( Stasiun Jakarta Kota)で活躍していた都営6000形、Holec電車、普通客車列車、急行客車列車をご紹介します。都営三田線の6000形。
低床ホームに対応してステップと手摺りが増設されました。
堂々8両編成のBOGOR行き。ボゴールは乾季の間でも雨が多く「雨の町」(Kota Hujan)とも呼ばれています。また、大統領宮殿、植物園、ボゴール農科大学などがあります。wikipediaより。
kL3-94 BN-Holec(ビーエヌホレック) 電車は1994年〜2001年に製造された電車で、車体はベルギー製で制御装置はオランダのHolecで製造されたVVVF制御の電車です。故障が頻発し2012年に運用を終了しました。その後電気式気動車に改造された車両もあるそうです。
Holec電車はKL3−94/96/97/98/99/2000/2001形電車の通称だそうです。wikipediaより。
特徴的な前面は繊維強化プラスチック(FRP)で出来ていました。
各扉にステップが付いています。
CC203牽引の非冷房普通客車列車。
白系や黄色系に塗装が変更されていました。
優等列車用のエアコン付き客車。
CC203形ディーゼル機関車はGE(ゼネラル・エレクトリック)の電気式ディーゼル機関車で、先頭部分の形状が変更され運転席からの視界が改善されました。軸配置はCo'Co'、最高速度150km/h、出力2250HP。
この後長距離列車の始発駅、ガンビルまで回送されるのでしょうか。
下のディーゼル機関車はドイツ・ヘンシェル社製BB306入れ換え用ディーゼル機関車。
最後までご覧頂きありがとうございました。次回はジャカルタの鉄道ジャンクション、高架工事前のマンガライ駅をご紹介します。