11月29日の今日は、私のばぁちゃんの命日です。
ばぁちゃんというと、すぐに思い浮かぶのが、“美意識の高さ”
“旦那さんには素顔を見せない、常にお化粧をした万全の体制でいる”これが、私のばぁちゃんのスタイルでした
このことを思い出すたびに、ばぁちゃんのスタイルを私も見習わないといけないなと思います
マスク生活が当たり前となった今では、アイメイクだけしかしない日もありますし、マレーシアに馴染むためと言い訳しつつ、ノーメイクのまま出歩いているので
洋服にも気を遣うばぁちゃんは、施設へ入居してからも毎日、違う洋服を用意して着こなしていたので、他の入居者の方や担当の介護士の方からオシャレだねと声をかけられることも多かったようです
慣れない施設での生活の中で、オシャレをすることだけが、ばぁちゃんの生きがいになっていたようにも思います
歳を重ねるごとに、自分でスキンケアができなくなってしまったばぁちゃんですが、最後の最後まで美に対する気持ちは強かったです
私が施設へ会いに行くと必ず『眉の形を整えて欲しい』、『化粧品の補充をお願い』、『ウェイ(私)と同じチークを使いたい』など出てくるのは美容の話ばかりでした
それでも、元気でいてくれるのであればと、ばぁちゃんから託されたお願いを聞くのが楽しみでもありました
身体の不調が目立ち始め、病院生活へと変わった際も、私の服を褒めてくれたりして、やはり美意識が高いばぁちゃんは健在でした
ただ、一つだけ違っていたのはもう、お化粧をしなくなった、“できなくなった”ということでした。
ばぁちゃんを見送るとき、私がばぁちゃんのメイクを担当しようかと考えていましたが、実際は悲しみに耐えるのが精一杯で、私の手でばぁちゃんにメイクをしてあげる気力がありませんでした
正直、数年経った今もそのことが心に引っかかっています
そんな気持ちからでしょうか??
お墓参りに行くときは、必ず沢山の時間をかけてお墓を掃除して🧹🧼 🧽
供える花も可愛く、派手なものに揃えて、喜んでくれるようにと必死になってしまうのは
自己満足でしかないのかもしれませんが
そうすることで、後悔している自分の気持ちを自分で慰めているのかもしれませんね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます
Have a lovely day