『THE STUDY OF COMME des GARCONS』 南谷 えり子

スタディ・オブ・コム デ ギャルソン
1981年にパリコレデビューしてから2003年までの
コムデギャルソンの歴史を顧みたもの。
内容的にはコムデギャルソンの絶賛本というところ。
ギャルソンファンにはたまらない内容だろう。
今までのショーの写真や、一部服のパターン画も
紹介されている。
私は川久保玲よりも山本耀司派なのだが、
この二人結構比較されるている。
どちらも日本が誇るブランドである。
二人とも慶応大卒で一時期つきあっていたらしい。
やはりお互いに感じ合うところがあるのだろう。
コムデギャルソンの服は、決して着やすいとは言い難い。
服の個性に負けないだけの自分というものを
しっかり持って袖を通さなければ
服が独り歩きしてしまう。
先日読んだ江國香織の『間宮兄弟』のテーマでもあるが
自分らしさを持ち続けるのって難しい。
ともすれば右にならえになってしまいがちだ。
ヨーロッパの既存の美の価値観のなか
パリコレに殴り込みをかけた(?)
川久保さんの創造性に改めて驚かされた。