『TVJ』 五十嵐 貴久 | うさぎの本棚

『TVJ』 五十嵐 貴久

TVJ
TVJ

舞台は25階建てのお台場のツインタワー
「ニュー・ミレニアム・ビル」に拠を構える
テレビジャパン。
最新鋭の設備を備えたテレビ局が
銃火器で武装した集団にジャックされた。
人質救助のため、警察と犯人との交渉が
テレビ放送を通して行われる。
そんななか人質となった婚約者を救うため、
由紀子はひとりで敢然と犯人に立ち向かっていく。

素直に面白かったと言えるエンターテイメント作品。
睡眠不足だったのに読み始めたら
目がさえてしまって夜中に一気読み。
夜が明けてしまった。

由紀子は平凡なOL。
悪運が強いといいましょうか
計算し尽くされた動きではなく、
棒をブンブンふりまわしていたら
敵に当たってやっつけてしまったという感じ。
それにしても私が同じ立場に立ったらどうだろう。
婚約者のためにこんなに危険をおかすだろうか。
自分だけ逃げて見捨ててしまうかも…。
ごめんなさい…将来の婚約者さん。

テレビドラマにすると面白そう。
その後…なんて作品が出てもいいかも。
読みながら頭のなかでは
由紀子が竹内結子、少佐は佐藤浩市で配役。

窮地に立たされると女性の方が
実は肝が座って勇敢になれるのかも…。
女だってやるときにはやるのよ!