さて、前回の続きです。
父の暴力。
DV…。
父の暴力のきっかけは
何かはわかりません。
住んでいたマンションの隣に
スナックが出来た事が
うっすらとしたきっかけの
気がします。
お酒は施主さんから
家を建てた時の
振る舞い酒以外、
呑まなかった父でした![]()
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呑めば真っ赤になり![]()
アレルギー体質でしたから
アルコールに合う体質では
なかったのでしょう。
お隣にスナックが出来、
建築家として
少し付き合いで顔を出すように。
だからといって、
酒乱で暴れ出したわけでも
ありません。
全くもって
しらふ![]()
そして、
あともう一つのきっかけは、
アレルギー体質が災いし、
季節の変わり目の喘息発作。
とある晩、
喘息の発作が出た父は
我が家のかかりつけ医に往診。
そのまま救急搬送となります![]()
![]()
その救急搬送、
そして入院。
入院期間は
僅かな期間でしたが、
それから徐々に変貌が始まります。
入院時、
父は入院先で
担当の看護師と知り合い、
浮気が始まったのです。
私は子供でしたが、
既に母親から
聞かされていました。
様子の変化を感じた母は
探偵事務所に依頼し、
浮気調査をしました。
探偵事務所に依頼に行く時も、
相手先の住所を確かめ、
その看護師の家に行く時も
私は母に付いていました。
浮気相手が出来ると
私の父は大きく出るタイプでした。
まだまだ
俺はイケる!と思うのか?
新しき味方
虹の剣!
ロールプレイングゲームの
アイテムをゲットしたような
そんな様相だったと
憶えていますが
スナック
浮気
書いてるだけで
ダサい〜
やだー
とブースカ言いつつ、
やはり、初婚を浮気でやっつけの父。
再婚でもrevenge
その関係性は
8ヶ月程度だったかと思います。
母が単独で
相手方に乗り込み、
関係を断たないのであれば、
勤務先にも伝えます。
裁判も起こします。
となり、
結局後腐れなく別れさせました。
ケリをつけた話は
母親の後日談です。
私が小学校に行っている間、
夜勤明けの彼女の所に行き、
話をつけてきたそうです。
私は記憶が異常に良いので、
40年以上経っても
次男の偽名然り、
その看護師のいた病院も
相手の名前も
フルネームで、
そして住んでいた場所も
憶えています。
彼女は父との関係が発覚後、
その病院を辞めていきました。
手切金も渡しています。
そのお別れ前から
父は母には殴る、
蹴る状況でした
その暴力は凄まじく、
母は髪を掴まれて
リビングを引き摺り回されたり、
母が独身時代から大切にしていた、
価値のある古書を
キッチンのシンクで
火を付けて燃やされていた時も。
今なら火災報知器が
反応して無理でしょう。
買ったばかりの洋服を、
ハサミでジョキジョキ
切られていた事もありました。
身体的にも、
物質的にも。
生活費をみても。
どちらにもひどいものでした。
暴言も当たり前、
俺の金で飯を食いやがって!
養ってやってるのは俺だ!
と言った具合な
モラハラ。
ある意味DV万能
父の暴力が始まると、
当時飼っていた
マルチーズが
私の元にすっ飛んで
逃げてきたものです。
私は夜でも熟睡なので、
日曜の昼間でないと
それはわからない状況でした。
年末年始は特に酷く、
「他人が楽しそうにしていると
ムシャクシャするみたい」
と、母は他人事のように
言っていましたが、
そのうち
あそこまでいったら異常だわ
何かに取り憑かれているのかも
と、キテレツな事を言い出しました。
確かに。
母は父の異常さを
霊能力者に相談しました。
電車に乗り、
バスに乗り、
どこかのお寺さんです。
そこの記憶は曖昧です。
霊媒師、霊能力者、
夏のTVの心霊特集や
青森のイタコで、
何となくそうだと思いました。
その人は女性の方で、
今から降臨します…的な![]()
そして急に人が変わったように、
低い声で話し始めました。
あなたのご主人には
蛇がついておる〜
的な![]()
当時、私は小1でしたが、
このおばさん
嘘ついてる![]()
インチキおばさんだと
思いました。
おまけに、祈祷と称した後、
母が沢山の一万円札の束を
渡しているのを見た時、
益々
インチキだと確信しましたが、
母はすっかり
信じきっていました。
それなりに
短い人生で色々見たせいか、
私はすっかり洞察力を
身に付けていました。
インチキだと思うには
子供なりの理由があります。
それは、
母が幾つか父の事を
質問したのですが、
どれも、
誰でも当てはまる
といったいった返答だったのです。
そして、最初の降臨は
父の母親でしたが、
次は狐さんでした。
父の母親、つまり
私のおばあちゃんに当たる人は
亡くなってホヤホヤです。
なのに、辻褄が合わない話で、
母が掘り下げた質問をすると、
急にその人には
狐さんが降りてきました![]()
きつね、
しゃべってる!
しゃべれる?
しゃべれないでしょ!!
頭の中で
一人ノリツッコミ![]()
ただ、残念ながら
私以上に経験値のある母は
洞察力は全く身に付けられて
いなかったと思いますが…
見抜けていたら、
次男もヤンキー手前で
防げていたでしょう![]()
そして、
その後の父は…
祈祷の甲斐なく、
何も変わりませんでした![]()
母は数回に及び、
私を連れて
霊媒師のお寺に詣でました。
祈祷をしていれば
いつか落ち着くのでは?
と思ったのでしょう。
薄暗く、
御簾が垂れ下がり、
その向こうに
巫女さん的な出立ちで
座っていましたが、
今にして思えば、
神仏ごちゃごちゃやないかーい
って、話です。
霊媒師、
一人ではすみませんでした。
次の方は、もう少し
真っ当な場所です。
そして、恐らく次の方は
霊媒師ではないと思います。
それはまた次回![]()
