さて話を本題に戻します。

店長とバトルの夜、
私は奴に呼び出されました。


いきなり目の前で携帯を出し、
どこかに電話…

(その電話どこから持って来たんだろう…)
と思いつつ見ていると、

奴はいきなり電話の向こうの相手に唸り始めたではないですか!!



私ボーゼン





ひとしきり唸ると、
奴は私に電話に出ろと言いました。


は?????
何で?????



「電話代わりました。〇〇ですが…」
私は多分知らない人だろうと、
一応名乗って電話を代わりました。



次の瞬間、
電話の向こうから

「〇〇ちゃん!?どういうこと!?あの人だれ!?っていうか何で番号しってんの!?…………………」
などなど。
向こうでパニックに陥っているのは、
間違いなく私の
私の友達だったのです。



私も訳がわからず、
モタモタしているうちに奴は携帯をパッと取り上げ



一言



「これからコイツと縁切れ。切らないとおまえの家に行って刺したるわ。カネはないんか?カネがあれば命は助けたるわ。」



云々と…Vシネでしかお目にかかれないセリフを並べる並べるフルコースです。



私余りの出来事にまたボーゼン。




どれ位たったか覚えていません。
私は必死に、泣きながら止めて欲しいと奴に訴え、
電話の向こうの友達も切れば自宅に向かうと言われて恐怖で切れずに泣いていました。


奴は散々脅しまくって気が済んだのでしょう。
一方的に電話を切り、
私に向かって言いました。



「オマエの携帯にあった番号、住所、全部写さしてもらったわ。
今から全員に電話するからな。」


当時は理解も出来なかったです。
既にパニックになっていた私は
「それだけはやめて!!君に関係ないでしょ!!警察行くよ!!」

と叫びました。


すると奴は後ろ手に隠していたナイフを手に、
たまたま近所にいる友達の所に今から押し掛ける。

友達死んだらおまえのせいや。
おまえや友達みんな殺したる!!
と迫ってきたのです。


刃物何て向けられた事ないですし、
何より友達の住所も知っているので、
目付きも座っていて、
やりかねません。



長いですねガーン
分けます。