・・・そろそろ終わりにしたいと思いつつ、

まだまだ黒部湖しょぼん



黒部湖駅でもらった整理券を握り締め

一行はケーブルカーに乗り込む


一番下の車両に乗っていたため

ものすごい急勾配を上っていくのが良くわかった

まるで「お釈迦様の糸を上るカンダタ」気分


亡者に追い立てられることもなく

およそ5分でロープウェーの駅、黒部平に到着

そこで一行が目にしたのは

ロープウェーに乗るためには

整理券にして20番近く待たねばならないという事実ショック!


ここまではとりあえず並べば乗れたのに

頑張って並んでも整理券の順番が来ないと乗れないらしい

・・・逆に考えると

「順番が来るまでは自由行動」

っつーわけだ。


そこで一行は早めのお昼に蕎麦をたぐることにした。

・・・というより、

ママうさが展望台でロープウェーを眺めているうちに

ジジババ一行により席取りがなされ

人数分の蕎麦が注文されていた。


「また、蕎麦・・・」

多分もーちゃんはそう思っていたに違いない。

いいじゃないか、蕎麦。

美味しいし。


蕎麦をたぐり、売店でお菓子を試食しまくっているうちに

整理券番号が呼ばれてロープウェーに

ママうさ達は整理券の番号が呼ばれるか呼ばれないかの

タイミングで並んだのだけど

乗り場に並んでみると前の番号の方々の一番最後に

並ばされてしまった。

そうか・・・一便ごとに整理券を発行している訳ではないのだ。

単なる乗車順。

おそらく定員いっぱいの乗客を乗せて

ロープウェーは出発

このロープウェー

全長が1.7kmもあるというのに

なんと間に支柱が一本もないというのが売り

支柱ごとの「ガタガタ」というのがないのは快適だが

ふとよぎるのは


途中で止まったらどうなるんだ?


ここで突き詰めてしまう性格の人は

きっとここまで来ないだろう。

うん。


それより疑問なのは


どうやってケーブルを渡したんだろう?


そちらの方が興味深い。

最初はヘリコプターとかで運ぶしかないんだろうけど

1.7kmの長さがあって

沢山の人をのせるロープウェーが下げられるロープ

重すぎてヘリじゃ運べないじゃん・・・


そんなことをつらつら考えるうちに

大観峰に到着

屋上展望台からは黒部湖が綺麗に見え

写真を取りまくる。


デジカメとはいえ

さすがにもういいだろう、っつーくらい撮った後

駅に戻って沢山の売店で食べ物を物色

なかでもふかし芋が皆さんのハートを

がっちりつかんでいるようで

そこかしこで芋にかぶりつく姿が見かけられる。

うんうん、寒かったからね。

これが暑い日だったら売れ筋が全然違うんだろう。

などと考えていたら突然大雨が降りだした。

山の天気は変わりやすいというけれど

少し後にここに着いていたら

壮大な景色も見られなかったはず

よかったよかった☆


この先は再度トロリーバスに乗り

ババうさが楽しみにしていた「室堂」へ。

室堂には美しい湖があったり

地獄谷があったり

生きてる天然記念物「雷鳥」がいたり

とにかく見所満載らしい

ああ、楽しみ☆


トロリーバスは定員が多いので

整理券もなく大して待つことなく乗車できた。


そして運命の室堂へ・・・