りーべが旅立ち、哲学堂動物霊園で荼毘に付してから1週間経ちました
ぽっかりした心の空洞はまだ埋められません
いろんな感謝や出会いもあるのですが・・・
帰り道の途中や、帰宅した部屋で独りになると泣いてしまいます
りーべを近くに感じるんだけど「やっぱり寂しいよ」って言っちゃう
最近のりーべは「泣かないで」ではなく
「泣くな!」と一括してきますけどね
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りーべが繋いでくれた絆の話
すごく長く重い話なので、りーべをご存じない方はスルーしてください
9月29日静脈点滴をはずしたりーべ
面会に行くと持っていった野菜をモリモリ食べてくれていました
撫でている時に眠ってしまう事も多くなっていたけれど
強制給仕の食事もしっかり食べて
皮下点滴も毎日じゃなくても大丈夫にまで回復
9月29日帰る時のリーベと鼻チュウです
9月30日にはカテーテルもはずして、
自力でおしっこが出るようにもなっていました
この日はシッターのあじるさんも一緒にりーべと面会してくれたので
2人でりーべを撫でました
点滴とカテーテルの両方をはずして
毎日野菜を食べて自力でおしっこが出来るまでに回復した
すごく偉いりーべ
10月4日の夜に面会に行った時に
「病院でしているのは強制給仕くらいなので退院できますよ」
と言ってもらいましたが・・・
私の体は薬が無ければ食べられないし、眠れないという状態が続いていました
「週末3日連続の出張があるので、それが終わったら必ず一緒に帰るので1週間待ってください」
そう伝えて、その日独りで帰宅した私は
退院できるまで回復しているりーべはすごく偉いし嬉しい事だけど
また同じように介護出来なくてりーべが死んじゃったらどうしよう
の不安の方が強く出て薬を飲んでるのに眠れなかった
そんな時、不思議だけど急に
「実家に帰りたい、家族に会いたい」
という想いでココロがいっぱいになったんです
すぐに姉に「帰ってもいいかな?」
と連絡していました
私は小さい頃から姉以外の家族が苦手で
一部の親しい人には中二病継続中
第二次反抗期継続中なの
と言っていたし、もう何年も実家に帰ることもなく
他界した父親のお墓にも行ってなかったんです
久しぶりに帰宅した私に対して
母は優しく受け入れてくれました
「ごめんなさい」って言ったらすごく楽になった
仏壇越しになったけれど父親にも「ごめんね」って言えた
無意識で母親に「ハグしてくれない」とも言ってた
抱きしめてもらって分かったこと
ずっと抱きしめて欲しかったんだ
この時、りーべと帰らなきゃ
1週間も待たせたらダメだ
りーべを抱きしめたい
そう感じていました
その日ふうままから電話で
「病院と同じように強制給仕しようとか完璧な介護じゃなくても大丈夫
りぃくんは分かっているだろうし
1日だけのお試し退院とかでもしてみるといいんじゃない」
そう励ましてもらっていたので
翌日、病院に行った時
「今日、りーべと一緒に帰ります」そう言ってました
前の日に「1週間待ってください」と言っていたのにね・・・
週末の3日間は出張なのでまた預かってもらうことになるけれど
10月6日火曜日、りーべ一時退院しました
この日は病院にあるりんごを食べさせてもらっていたようで
前の日に私が持ってきたりんごはそのまま返してもらったのですが
カートにりんごが入っているとりーべがなんだか可愛く見えて撮影しました
退院2日目
眠ってる時間が多い
野菜をほとんど食べない
強制給仕も病院で聞いていた本数の半分
シッターのあじるさんも心配してきてくれて
圧迫排尿と強制給仕してくれました
いつも私が面会していた時間には野菜をモリモリ食べていたので
19時30分すぎまで様子見していましたが
ずっと寝てる・・・
不安になって病院に電話して状況を報告
もう受付時間は過ぎているけれど、診てくれると言ってもらい
病院に行きました
自力でもおしっこ出てはいたんだけど
膀胱にはたまっていたようで、洗浄してもらいました
昨日退院したばかりなのに、また病院に来ることになってしまったけれど
「リーベと一緒に帰りたいです」
そう言ってました
皮下点滴、強制給仕、おしっこ問題はカテーテルをつけてもらい
りーべと一緒に帰宅しました
体温が上がらず耳が冷たいのでおふとんをかけました
10月8日退院3日目
昼間は仕事なので、お昼にシッターのあじるさんに来てもらい
野菜と強制給仕をお願いしました
野菜はほんの少し、シリンジご飯も2本食べると疲れてしまう
食べることはエネルギーを使うんですね
でも、おしっことうんちは出せてました
10月9日退院4日目
週末の出張のため病院へ
待合室で待っている間、目やにをとりましたよ
りーべは寝ていたけれど
いつものように「取ったよ」と声をかけたら少し目を開けて
目やに見てましたね
10月10日入院しているりーべの面会
ホットマットを敷いてもらって温かい環境で眠っていましたが
にんじんをモグモグと食べだしたんです
これがりーべとの最後です
まだ出張業務が2日残っているし、りーべお願いだからがんばって
12日の月曜日一緒に帰ろうそう伝えた私にりーべは
固形の物はもう食べれなくて、にんじんはすりおろしたものしか食べてなかったのにモグモグしてくれました
週末私は、実家に帰って出張先へ行ってました
りーべは私と家族との繋がりを確認できて安心したんでしょうね
この翌日、旅立ちました
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小さい頃から私は思ったことが言えなくて
かなり溜まった状態で爆発するから
何か伝える時はけんかっぽくなっちゃってました
だから、難しい子で面倒くさい子そう思われている
とずっと思ってた
敵わない思いは嫌いになる事で回避する
ものすごく特殊な心理なんですが
小さい頃の私は
そうしないと心が折れてしまうので
精一杯の回避策だったのです
動物が大好きだったけれど
家族に喘息やアレルギーがあるから
家では飼えない状況だったため
動物が好き、飼いたいという想いから逃れるために
動物を嫌いになればいい
そうシフトチェンジして10~20代を過ごしてきました
同じように父、母に対しても
嫌いになる理由をいくつも考えてシフトチェンジしていたんですね
動物の呪縛はりーべと出会って完全に絶ち切れていたけれど
父と母を嫌悪してきた理由は
自分がやつれて弱い立場になるまで
気が付かなかった
りーべはそんな私に出会ってすぐくらいから
「心の壁からの解放、もっと自由になって」
とメッセージをずっと送り続けてくれていました
気付くの遅すぎたけど、ちゃんと繋がる事ができたよ
りーべありがとう
りーべは私の神様
感謝しかありません