自分の送ったコメントに、お盆に 今はもう逢いたくても逢えない家族が数日帰って来てもらえる、その時に豆ちゃん一緒に連れて帰って来てねと書いた。
豆ちゃんに逢いたくてたまらなくて。。
お兄ちゃんのレオ君とじゃれ合いながら帰って来てと、数年前に旅立った母に豆ちゃんの事お願いした。
豆ちゃんとお別れした時期に綴ったブログ再掲しました。


 回想

11年前、勤めていた会社の行き帰りに何時も覗く

ペットショップがありました。

この店の前が、信号と横断歩道なのです。

が、この関所を越えるのに可愛い動物達の軍団の

前から足が止まって動かなくて。。

 

そんなある日の事ペットショップに長毛種の仔猫が

やって来ました。

 

私がペットショップを覗くのは勿論可愛いからも

理由にはありますが、心の内は未だ母親に甘えたり

兄弟達とじゃれ合うのが当たり前の日々だろうにと

殆どが切なさで、良く胸が詰まってしまいその内

涙ポロポロで電車の中で思い出してベソかく様な

日々でした。


その頃、TVのニュースではあまりにも早い時期に

親から離してペットショップに出す事が禁止され

ようと、そうされようとしていたのです。

でも、何ヶ月までは駄目と決まったのはつい最近

ではなかったのか…

 

そんな中、長毛種の可愛い仔猫を連れて帰って

もらえる里親が現れず、だんだん大きくなり小さな

ケージで窮屈そうに座り、その内2段のケージに

なりました。

小さなケージが2段になっただけで上に登れるだけの

狭い場所が2つ上下になっただけ。

小さなケージの一段は猫砂のトイレが半分を占めて

います。

 

そんな時、家には既に保護猫を迎えていました。

生まれて初めて迎えた子で可愛くてたまらない

瞳がブルーの白猫でレオ君。


 一方、豆ちゃん(後に)は

ペットショップで大きくなった身体を持て余して

いる様子が可哀相で悶々とケージの前でただ座って

みている日々でした。

ある日突然店内に入れられて顔が見えなくなり

店内に初めて入って行きました。

 

中の大きなケージに入れてもらっていました。

ケージを2段にしても狭いからだと思うのですよ。

豆ちゃんがケージの隙間から店員の女の子に

『ねぇねぇ僕に構って遊んで〜』と言ってか

女の子のエプロンを引っ掻いていた。カリカリカリカリ

 

もう可愛くて、豆ちゃんを見に店内へ入ったもの

だからじーっと見ていると店員さんが

「一度抱いてみますか?」

でも抱いた仔猫をケージに返したくなくて。。

その次に口から出た言葉は

「この子を私に ! それで負けてください!!」

大分値下げはされてはいましたが値切り倒して

初めのお値段の3分の1迄交渉した私は根性の

人かも···名前は「豆次郎」と名付けました。

 

お家で豆ちゃんを迎える準備をして3日後には

お迎えに行けました。

 

シルバータビーのアメリカンショートヘアで

ショートヘアなのにロン毛血統書が付いていました。

血統書等どうでも良くて、意味のないもので返って

これによって繁殖が繰り返されるのだと思うのが

切ないと思うのでした。

 

休日に車でお迎えに、そしてレオ君とご対面と

なりますが一番最初にクンクンそして『シャ〜!』

部屋に入ってもう一度『シャ〜!』この二度。

それっきりで、レオ君はクンクンと、傍からほとんど

離れ無くて翌日には豆ちゃんを抱え込むようにして

傍から羽交い締めでした。たった一日で。

 

添い寝してやる!

(でもお兄ちゃんだけでギュウギュウだよ…)


 最初はレオ君の一方的なラブコールでしたが

数日後には豆ちゃんがレオ君の後ろから離れず

まるで親子の様でした。

レオ君がトイレに行っても付いて行って用を

足すのを傍で見張り?終わると又後ろから

付いて周る。


いつでもどこでも豆は引っ付き虫    (猫じゃ)

 

私は値切り倒してでも迎えた事と豆ちゃんとの

出会いが只々嬉しくて家族がレオ君と豆ちゃんと

私の3人になった事が嬉しく嬉しくて嬉しいの

三重奏でした。


お兄ちゃん、遊ぼ、遊ぼ、遊んで~スリスリ攻撃

 

なぁ~って う~ん、そんな気分では。。

 

そんなこと言わんと遊ぼ~遊ぼ〜!

ちょっと待てと言ってるやろうが!

 

すねてやる…もうお兄ちゃんなんて知らニャイ! 
グレてやる!!   ←「金時豆次郎のセリフです」(=^・^=) 

でも、結局は僕の言うこと聞いてくれるのだ!

 

ニャ~ン僕も一緒に入る~

 

お兄ちゃんタイル冷たくて気持ちいいよ。。

 

結局 仲良く 僕たち一緒だね!


検索にて

2017年

ペットショップなどでの犬や猫の販売を生後56日(8週間)まで原則禁止する改正動物愛護法が6月成立した。幼いほど衝動買いを誘い、飼い主による遺棄につながりやすいためで、改正前から1週間延ばした。2年以内に施行される。