明日ゴミの日なので、母と家の中の不要なものを探しました。
すると2~3個ぐらい、かつて勤めていたブラック企業での仕事で使っていたカバンが見つかったので、明日のゴミで捨てることにしました。
よく見ると、私の心と同様、すり切れているところがいくつも見つかり、一緒に頑張ってくれてたんだなと感謝の気持ちを感じました。
今の人生で絶対に必要ないと思うのが「ブラック企業で勤めていたときの人間関係と、そのブラック企業で勤めていた当時よく使っていたもの」になる。
そういうものを手放して、いっそ自分の中でなかったことにできればと思う。
「あ、この人間関係にいたら自分が潰されるな…」と感じたら、その勘はほぼ当たる。
なので、自分の常識とあまりにもかけ離れていたら、嫌な思い出として刷り込まれる前にブラック企業とは縁を切った方がいい。
私は逃げ遅れてメンタルの持病を背負うことになったが、パワハラ上司・同僚は「気づかなかった」と、さも自分たちに非はないというパフォーマンスを見せるだけで、働けなくなったら捨てられるだけ。
弱い立場の人が病気の診断を受けて、そっと逃げる形になり、頭のおかしいパワハラ上司は病院の受診すらしない。
これが現実です。
ブラック企業の定義は人それぞれですが、私は「弱い立場の人を搾取しようとする言動・仕事の振り方・仕事の押し付け」をした時点でその職場・人間関係はブラック確定と思っています。
他の人にはそれほどでもなくても、自分にとってパワハラだと感じたらそれはパワハラなんです。
あとは、有給休暇を自由に取れない風潮もブラックのサイン。
そんな最低な職場を事前に見抜けなかった自分が本当に情けないです。
明日のゴミで消したい過去を燃やしてもらえるように、カバンにはよく耐えたとねぎらいの気持ちをもって捨てます。
さて、ブラック企業で知り合ってしまったパワハラをしてきた連中に感謝できるか?
それはできるわけがない。
反面教師にはなったかもしれないけど、パワハラをしてきた人に感謝の気持ちを持つなら、もっと親切に接してくれる人に「ありがとう」と素直に言える方が大切です。
職場の人間関係が不要だと思ったら、我慢せずに縁を切りましょう。