先週はジャンプ感想を落してしまい、楽しみにしていた一部読者の皆様、申し訳ありませんでした。
先週は書類の山に埋もれていました(社会人って大変)
ジャンプ感想を書かなかった理由を仕事にするのは嫌でしたが、最近のジャンプの露出度漫画の多用に、少し辟易としていて感想を書く気が失せているのです。
露出漫画は、1~2あればいいのにちょっと多すぎますね。
今週の感想は、
【ネウロ】【銀魂】【ユンボル】です。
【ネウロ】
表紙 400万円のお札をバックにセレブなドレスで佇む弥子ちゃんとアイさん。
これ、叶姉妹を意識してるのでしょうか?
個人的に叶姉妹のくどすぎる派手さより、この二人の清楚&シンプルさが好きですね。
サブタイトル 走【はしる】
バイトの応募締切時間に間に合うように【走る】弥子ちゃんと、東京初のシティマラソンをかけていますね。
時事ネタを使うあたり素晴らしいです!
裏治験のバイトを見つけるが、応募〆切まであと15分。
電話するが出ない為、受付事務所が近いから【走る】弥子ちゃん。
裏治験…すごいバイトですね。
それをHPで応募しているなんて、考えられないと思いつつ、あってもおかしくないよなぁ~と思う最近のネット状況。
ネットの絡んだ犯罪って、こういうのもあるのでしょうね。
東京初マラソンの風景
中央に点滴打ちながら走るおじいさんに、そのおじいさんを追いかけるナース。
左隅みに筋肉マンのキャラがいる。
死ぬぞ!点滴のおじいさん。
それと、筋肉マン読んだ事がないので、キャラの名前がわかりませんが、そこのコマで走っていますね。
東京初マラソンを見学する親子
「負け組みは切り捨てて行くわよ
IT系のパパがもうすぐ…」
すごいセリフだ。
しかも、このIT系妻の服の模様が
ルイ・ヴィトン柄!
趣味悪~~~い!
成金バレバレだね。
通行止めで揉める警官とトラック運転手
「通行止めぇ!?聞いてねーよ!!
その直前の小道に入るだけ」
「ダメですってば、決まりなもんで」
古今聞かれるドライバーと役所のセリフですよね。
現代社会における
一部の我儘なドライバーの代表的なセリフと
公務員の代表的セリフみたいです。
その無謀なトラックドライバーが警官の指示を無視して道路を突っ込んでくる。
その先には、IT系の子供が…
弥子ちゃんとあかねちゃんが合体(?)してロングバージョンのヘアスタイルに変身する。
久しぶりに見ましたね、ロン毛の弥子ちゃん。
唯一の所持金1円をトラックのフロントガラスに投げ付け、子供に気付いていないドライバーの視線を子供に向けさせる。
先週の残金1円が、このような使われ方をする為だったんですね。
残金0円じゃ無理ですものね。
先週、しっかり伏線を張っていたのですね。
一円玉が平成二年
消費税導入が平成元年4月。
当時、消費税導入に伴い、日本銀行で一円玉発行額を増額しましたが、一円玉が不足する事態に陥った事を覚えている私って(汗)
平成二年には、一円玉不足も解消されましたけどね。
IT系の子供を助け出したのはいいが、バイトの応募時間に間に合わなくなった弥子に、話しかけるアイさん。
「選択を間違えましたね
まっすぐ希望に向かって走っていれば
あなたの道は開けたかもしれないのに」
「う~ん、しょうがないか
やらなきゃ悔いの残る事は
全部やったから」
車にひかれそうになる子供を無視して、バイトに申し込めば、悔いは残りますよね。
(あの時私が助けていれば…)という気持ちになりそうです。
弥子ちゃんの性格が表明されていますよね。
怪我をした弥子ちゃんにハンカチを差し出すアイさん。
「差し上げます
お好きに使ってください」
IT系の妻が弥子の持つハンカチを見て叫ぶ。
「世界で10枚しか作られなかった
ブランド限定品!
プレミアついているから1000万円行くわよ」
アイさん、そのハンカチが高級品だと知っていて、弥子ちゃんに渡したのでしょうね。
でも、価値は敢えて知らせず、お好きに使って、と言う。
弥子の「やらなきゃ悔いは残る事はやった」という所に、何かしら共感を覚え、ハンカチを渡したのでしょう。
クールなアイさん、格好いいわ~。
ハンカチは弥子の血が付着して、値段が半減したが、店でみてもらったら、
500万円!
すご~~~い!
これで、ネウロに借りた500万円を即金で返せますよね。
でも、結局ネウロに雑巾にされる弥子ちゃん。
借金返済した所で、ネウロの趣味がなくなるわけないですよね~。
骨折り損のくたびれもうけの弥子ちゃん、お疲れ様でした。
【銀魂】
泣ける話でしたね。
下級武士の息子と高級官僚の娘と結婚。
嫁の父親の権力のおかげで立派な役職に就いたが、夫は意地を張って、汚い着物で初登城する。
だが、その姿を見た上司連中が立腹したので、その晩仕方なくスーツを着て、上司宅にお詫びに伺う。
すると、自分より早く妻が、いつもの綺麗な着物ではなく汚い着物で、土下座して上司にお詫びを入れていた。
「ウチはこれが正装なので夫も勘弁してほしい」
と自分の実家よりはるか低い身分の上司に頭を下げていた。
それを見た夫は、妻と一緒に朝まで泣きながら謝り続けた。
よくできた奥様ですよ。
私には出来ないでしょうね。
いえ、この現代社会に出来る人がいるのかしら。
いないでしょうね。
いつもの綺麗な着物を脱ぎ捨て、ボロ着物を纏い、これが正装なので、夫の行動を許してください、という機転、なかなか回るものではございません。
【内助の功】という言葉は、この為にあるのでしょうね。
ところで、あの化け物ハイジ……。
異議ありぃぃぃ!と叫びたい自分が、今ここにいます(笑)
【ユンボル】
最終回です。
う~~ん、結構面白くなってきただけに終わってしまうのは惜しい気がいたします。
打ち切りが決まって、最終回で年月が経て…というお決まりのパターンですね。
ゲンバーも本当の悪じゃなかったんですね。
「グッジョブだバル君」
「世界の工事を頼んだぞ」
ゲンバーのセリフは、工事にちなんだ言葉で、この漫画の言葉遊びのセンスの良さを引き出していると思います。
しかし、ボリングはホントのカスですね。
まぁ、ああいうキャラも必要なんでしょうね。
皆良い人ばかりじゃ話もつまらなくないますものね。