San Diego Zoo (San Diego, CA)

サンディエゴ動物園は、800種以上、4000個体以上の動物が飼育されているアメリカで動物の数と種類においては最大規模の動物園です。対抗は、ニューヨークにあるブロンクス動物園で4000個体以上、それにテキサスにあるサンアントニオ動物園で750種以上、3500個体以上と発表されています。

お正月というのにもかかわらず、開園後すぐに混みはじめてきました。
Kiripedia ~うさぎときりんのウィキペディア~-Gate@SanDiegoZoo


まずは、クイーンズランドコアラ(英名:Queensland koala、学名:Phascolarctos cinereus adustus)。コアラは1種ですが、地域によって3つの亜種、クイーンズランド、ビクトリア、ニューサウスウェールズに分けられています。1日のうち20時間近くを寝て過ごすという噂どおり、4~6頭いたのですが、自分が見学している時はすべて睡眠中でした。
Kiripedia ~うさぎときりんのウィキペディア~-Queensland@SanDiegoZoo


次は、カンガルーの仲間でありながら木の上で生活するセスジキノボリカンガルー(英名:Buerger's Tree Kangaroo、学名:Dendrolagus goodfellowi buergersi)です。どうやって木に登るのかすごく興味があったのですが、小屋の中に設置されている木が平行に渡してある橋のような木であって、普通に垂直に立っている木ではありませんでした。自然界でもそういった木の上で生活してるってことなんでしょうか???
Kiripedia ~うさぎときりんのウィキペディア~-BuergerstreeKangaroo@SanDiegoZoo


フタコブラクダ(英名:Bactrian Camel、学名:Camelus ferus)です。ラクダって、アフリカで砂漠の移動手段として使われているのでアフリカに生息してそうですが、、、実際は野生のラクダは中国とモンゴルにしかいません。それもフタコブラクダのみです。良く目にするヒトコブラクダは家畜化されたものしか現在いません。そんな貴重なフタコブラクダです。
Kiripedia ~うさぎときりんのウィキペディア~-DomesticBactrianCamel@SanDiegoZoo


Yellow Backed Duicker(学名:Cephalophus sylvicultor)です。ウシ科ダイカー亜科に属するのですが、和名を知りません。確かにウシっぽいですが、前足が短いため、体が前屈みになってます。
Kiripedia ~うさぎときりんのウィキペディア~-YellowBackedDuiker@SanDiegoZoo


ホッキョクグマ(英名:Polar Bear 、学名:Ursus maritimus)です。ちょうど、おめざ?朝食?ブランチ?の時間ということで、これまでゴロゴロしていた3頭のホッキョクグマが突然落ち着きなくあたりをキョロキョロと見回し始めました。今日のメニュは「白菜」でした。しかも一人一玉。さすが、動物園のメニュ!白菜なんて野生で食べたことなかっただろうに、、、しかも一玉って少なくないですか?
Kiripedia ~うさぎときりんのウィキペディア~-PolarBear@SanDiegoZoo


アメリカでも、どこの動物園に行っても一番人気のジャイアントパンダ。ここでもジャイアントパンダをフィーチャーしたショップもあり、パンフレットには必ず登場するという動物園の看板娘的な存在。先日、上野動物園へのジャイアントパンダつがいのレンタル料が年間1億円という報道を聞いてから、実は「ジャイアントパンダが動物園で一番人気」なのでなく、「動物園はレンタル料を払うためにジャイアントパンダを売り込んでいる」のではないかと考えてしまいました。そんなことを思いながらも、やっぱり長い列に並んでまでジャイアントパンダを見ました。そして、スミソニアン動物園、アトランタ動物園、サンディエゴ動物園と3つのアメリカの動物園でパンダを見ました。残すは、テネシーにあるメンフィス動物園のパンダのみです。すっかり動物園のジャイアントパンダ戦略にはまっています。。。
Kiripedia ~うさぎときりんのウィキペディア~-GiantPanda@SanDiegoZoo


インドネシアの熱帯林に生息するウシ科アジアスイギュウ属に属するローランドアノア(英名:Lowland Anoa、学名:Bubalus depressicornis)です。家畜のウシに比べ、足が短く、小柄ですが、顔が凛々しい。
Kiripedia ~うさぎときりんのウィキペディア~-LowlandAnoa@SanDiegoZoo


小さくってすごくかわいいディクディク(英名:Cavendish's Dik-dik、学名:Madoqua kirkii cavendishi)。Wikipedia Englishによると、体長は70cm、体重7kg程度って書いてあります。後ろ足がまがっていることからわかるように、走る時は、ポンポンと左右の前足を突き、両方の後ろ足でジャンプといったかんじにで、飛び跳ねるようにして走ります。歩くときは普通です。
Kiripedia ~うさぎときりんのウィキペディア~-CavendishsDikDik@SanDiegoZoo


うさぎときりんの評価
★★★★★ (満点)


もうこれだけの種類の動物がいれば満足です。世界三大珍獣はもちろん、有名な動物はほぼ見ることができます。それに、動物達も比較的元気が良いようです。動物園が力を入れてるなぁって感じた展示は、ジャイアントパンダ、コアラ、ゾウ、キリン、ゴリラ、オランウータン、カバ、コビトカバ、ホッキョクグマです。園内には、ケーブルカーやツアーバスといったアトラクションがあり、それぞれ園内の動物を見学できます。これらは動物園の全体像を把握するのにはすごく役立ちますが、やっぱり動物をじっくり見るには、歩いて回るのが一番です。園内はかなり広いですが、休憩所もたくさんありますので、ゆっくり一日かけみれば回れます。

入場料
大人 35ドル(バスツアー、バス、ケーブルカー乗り放題を含んだ一日チケット) 
*市内にある観光案内所であらかじめチケットを購入したので、33ドルでした。
*駐車場は無料。

住所
2920 Zoo Drive, San Diego, CA

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