性適合手術を受けていないトランスジェンダーの人の最高裁上告審判決が出たのですね。
今朝の新聞で知りました。

判決で、一部のトイレを使用し続けて、いままでトラブルが発生していないから自由にトイレを使用した際のトラブルは想定しがたいって、私には理解できません!

人(当事者)は皆、自分の目の前の出来事になって初めて危険と認識するのです。そして大騒動になる。
最高な裁判官様の根拠提示としてはお粗末じゃないですか?
今後、同類の裁判の判断材料にも使い回されることになることも考慮して、もっと勝訴に相応しい最高な根拠を示して欲しかったです。

たくさん報道されていますので、詳しく書きませんが、性適合手術を受け戸籍の性別を変更して、施設から制限解除していただいて使用するトイレに制限をされていない私でも、同僚が使う同じ階のトイレは絶対に使用しません。

理由は単純。
①性別変更したことを知っている人がいるので嫌な思いをさせたくない。
②鉢合わせした時に、どうリアクションして良いのか私自身も解りません=チキンな私
③相手も苦慮すると考えた。

それで凄く離れた階下の勤務先以外の人も誰でも利用できる施設内のトイレを使っています。
守衛さんの前を通るので、毎回可愛くぶりっ子会釈ドキドキしています。

この9ヶ月で何度か(私の過去を知らない)同僚と鉢合わせすることがあって心臓が止まりそうになる。
でも、何事もなく、お疲れさまでーすおねがいから世間話ニコニコできて、どう応対すれば良いのか女子の礼儀・社交辞令を自然と教わって身について確実に女子力アップ上矢印しました。それでも、同じフロアのトイレは絶対に使いません。手だけ洗いたくても同じフロアは使いません。

復職した当初は、多目的トイレの使用だけしか認められず、1ヶ月ほど経過して戸籍上の性別トイレの使用を管理者と交渉する際に、この人が敗訴した高等裁判の際の判決文を引用して、性別変更していない人でも階違いの使用は認められていることを根拠として階違いだけでも認めて欲しいとレターを提出した途端に制限解除されたという経緯があって、そういう意味ではありがたいですけど、今回の判決は女性にはインパクトがありますね。
私も複雑に動揺しています。どう捉えればよいのか・・・

また、SNSで煽りたい人やマスコミ商材としては価値が高いですね。

今朝も通勤途中にラジコを聴きながら通勤しました。凄く残念なことに遭遇しました。

今日のニューストピックを挙げて、キャスターがコメンテーターにコメントを求める番組です。

この判決についてとりあげられました。

新聞各社は一面掲載ということでした。

経済アナリストのコメンテーターさんが、この裁判についてのコメントを求められて、
私は否定的な考えと前置きしながらコメントしていました。

僕はね。その~ ホホホ へへへ(薄ら笑い) LGBT法案には否定的な発言をし続けていますけど、だだ一方で冷静にならないと思うのは本件に関しては個別事案~~(省略)とコメントされていました。

私がビックリした(違和感を覚えた)のは、発言された文脈ではありません。

ホホホ へへへと薄ら笑いながら発言しているんです

この薄ら笑いは、根拠なく性同一性障害の人間を茶化して弄ってバカにしていると私は認識しました。

つまり、テキスト化しても残らない高等テクニック。高度に弄る(苛めをする)人の常套手段

健常者のひとには、もう何が問題なのか理解不能ですよね??

私は、この弄りや薄ら笑いに、子供の時から苦しめられて生きてきました。
とても陰湿なヘイトな表現。

この陰湿行為は、当事者にはボディブローとしてジワジワ効いて精神を犯してきます。
子供の時に、「おか~ま」「おとこおんな~~」「おんなみたい」などと罵られるテキストが怖かったのではない。薄ら笑いされながら、罵られることが苦痛だった。そして、これを毎日刷り込まれ、他人からレッテルを貼られて、自分は男では無いと認知する感情を増幅させる。小学校始めから性適合するまでの原体験として記憶が蘇ってきます。もともと生まれもった素性をブーストさせる要素だったと振り返ると自己考察します。

この番組は毎回聞いて経済情報の参考にしていたのに困惑しています。

残念なのは、このコメンテーターというより、放送局にです。番組を構成するディレクターは無能なのかしら?
少し前に、この放送局の別番組で首相の任命責任を盛んに問うていたけど、放送局さんのコメンテーターの任命責任を考えて欲しいわ。

経済評論家にコメントを求める内容ではない。相応しくない内容。

このコメンテーターは国の経済対策を毒舌でけなしている。(=父親も毒舌で売っている。)
そんな専門外の毒舌の人に、LGBT関係のシビアなコメントを求めるのが、そもそも間違っている。
なので、このコメンテーターは悪いとかふざけるなとクレームする気もありません。

ジャーナリズムの根幹は強い者を叩き弱き者や少数者は守ることのはず。
放送局の使命である公共性を保った情報伝達という観点でニュースとしてさらっと流すだけで、コメントは必要ない。現に、この番組でもトピックスは流してもコメントコーナーに持ち込まないニュースも多々あります。

Aiを活用法して放送のヘイトインジケータということは出来ないのか考えてしまった。
これから、この番組は全て録音して、「ホホホ」「へへへ」「笑い」はサンプリングしておこうと思います。Aiが進化して近い将来に私のような素人でも開発できるようになることを期待します。それより、サンプリング数が増えたらBPOに通告が先かもしれませんね?

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仕方ないですショボーンショボーンショボーンショボーン