そろそろ、女装をやめた理由を打ち明ける時期だと思います。

やめた理由というよりも、懺悔の方が表現としては相応しいかもしれません。


やめた理由は、警察に捕まりました。
そして、(女)装うということが汚らわしく思うようになったからです。

先に申し上げておきますが、今更、誤認とか、越権とか、その他、いろいろ言うつもりはありません。
今は私を変えるトリガーを引いてもらったことに感謝しています。

勤め先も、今の会社ではありません。

女装者に対する不条理な取り締まりは無いことはなく、公園で集団で騒いでいたり、一般の人から発見できて怒られることが明白な場所でエッチなことをしている一部の迷惑行為から近隣住民の要請で、当日そのような行為をしていた有無関係なく迷惑防止条例で一斉検挙されるなどの、当たり前と言えば当たり前なことではあるけど、たまたま居合わせた無実の人まで巻き添いで検挙される不条理なことがあることは、事前知識として知っていました。


8/12の日記に書いた場所は、奇跡のような場所で一般の人、女装が共存している稀な場所であったため利用しましたが、他の場所で女装者が集まる場所には寄り付きもしませんでした。

しかし、ただ歩いていただけで職質ではなく拘束されるとは想定していませんでした。

容疑をかけられ、罪状を認めなかったら女装していることと罪状を家族と会社にバラスと脅されて、なんという書類か忘れましたが書類に無理矢理、私は書類に書かれていることをしました。もうしません。と無理やりサインをさせられました。

逮捕はされていませんので、前科はついていません。
しかし、指紋と顔写真は犯罪者データベースに登録されてしまったようです。
高い代償を支払うことになりました。

拘束された時は、凄い数のパトカーと警察官の海。
私は自分のことなのか呑み込めずにポカーンとしていました。
抵抗していないのに突然、背後から女性警官に羽交い締めされて路面に押し倒されました。腕にアザができました。
騒ぎを聞きつけてギャラリーも多くいました。

この時は、SNSで知り合った初めて会う人と約束をしていて、連絡を取り合いながら待ち合わせとして指定された場所に向かう途中でした。この事件の後からアカウントは消されて連絡が取れなくなったので、はめられたのかもしれません。それも謎の笑い文字が最後でした。


罪状(容疑)は、下半身の男性器を露出して他人に見せつけて歩いたということを告げられました。

パトカーの中では左右に女性警官が座って、私の腕を押さえつけていました。
そして、こんな格好で女性に見せつけて女性の敵、恥を知れというようなことも言われたように記憶しています。あと、前に座った男性警官が出したんだよな的なことを念を押すように言ってきました。
皆さん高揚して正義感が凄く興奮されていました。否定する余地なんて全く存在しませんでした。
凄く動揺していたので正確では無いかもしれません。

そして、署に連行されて、複数指の指紋取り・前後左右の撮影、持ち物をバッグから全て出されてトレイに並べられました。逮捕されていないのに罪人扱いです。
所長や何人かの偉い人?が来ては、いい歳をして、ちん*出した?バカ者など、なんだ男のくせして女装してアホかと散々暴言を浴びせてきました。

その時の服装は、ボブのカツラに入念にお化粧して、ミニワンピにストッキングの上からニーハイ。
更にパンチラ対策で、つりバンド付きのショートパンツを履いていました。
更に更に、ストッキングはボディストッキングを着用して、故意に穴を開けない限りは男性器及び肌は絶対に露出しない工夫さえしていました。
ボディストッキングは別として
女子なら、普通とまでは行かなくても出会う格好。
そして男を振り向かせてしまう鉄板のエロカワイイスタイル。

併せて、タックという男性器を隠して女性器のようにみせる加工(皮膚用ボンド接着)をしていました。
ですので、どうやっても男性器の露出なんてできません。

長くなりましたので、その2に続きます。