私がコーチングに出会ったのは約2年前でした。
当時、全くコーチングについて知らなかったので、話を聞いたときは「ああ、人の話を聞くんだ~。今まで窓口でお客さん相手に話を聞いていたから、そんなに違和感ないかもな」などと思っていました汗それで、資格をとるために、講座に参加するようになったのですが、自分がそんな風に考えているのとは全然違っていたので、すごく驚き、すごく刺激を受けました。
「人の話を聴く」たったそれだけのことですが、それがものすごく難しい事だと、そして、今までの自分がどれだけ人の話を聴けていなかったのか、ということが分かったのです。でも、それが分かってから人の話を聴くのがだんだん楽しみになっていきました。「今日はどんな話なのかな~」と単純にワクワクしてきました。

コーチングを勉強している中で、「存在承認」という言葉を知りました。その人の存在そのものを承認するというものですが、その例えで赤ちゃんが出て来ました。赤ちゃんて、いるだけでそのまま承認されますよね。
私の娘もそうです。何ができる、何ができないなんて関係なくて、産まれてきてくれただけでそこにいてくれるだけで、いいんです。そして、彼女がすること、話す事(まだちゃんと話せませんが)、本当に興味深くてしかたありません。彼女がなにかするたび、愛おしくて涙が出る事もあります。
極端かもしれませんが、自分のお客さんには、娘にコーチングをするように、母のようにコーチングができたらいいなと思っています。