少し前のブログネタなんですが…


好きな寿司のネタは?

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好きなお寿司のネタはいろいろあります。

なかでも、一年に一回しか出会えない、特別な寿司ネタがあります。

織姫と彦星が年に一度の逢瀬を楽しむ頃、年に一度味わえる美味を求めてお寿司屋に行くのです。


とはいえ、どこのお寿司屋さんにもある物ではありません。
回るお寿司や持ち帰り寿司、立ち食い寿司では味わえません。
目の前で握ってもらうお寿司屋さんでも、そのネタがあるお店は少ないです。
ものすごく手間のかかるネタなんで。
そもそも江戸前のネタなんで、関西のお寿司屋さんには無いんじゃないかなぁ。


そんなレアなネタを毎年提供してくれるのは、JR保土ヶ谷駅に隣接した便利な場所にある「千成(せんなり)寿司」。

地元で長く愛されているお寿司屋さんです。

名人と謳われた先代は亡くなられてしまいましたが、息子さん達が変わらぬ味を提供しています。



さて、もったいをつけましたが、そのレアな寿司ネタは「新子(しんこ)」と言います。


新子はポピュラーな食材である小肌の稚魚です。

最後4ヶ月くらい、体長4㎝程度の物を指します。


付け台の上のケースに新子と小肌が並んでいます。

右下の四角い皿に入っているのが成魚の小肌。 

左上の菊型の皿に入っているのが稚魚の新子です。


小肌はいつでも食べられる安価な寿司ネタですが、新子はこの季節にしかない貴重なもの。

でも、新子が高級寿司ネタなのは、希少性だけが理由ではありません。


寿司ネタでコハダと呼ばれる魚は、図鑑に出ている名前ではコノシロ。

日本全土でたくさん獲れ、昔から日本人の食卓に上ってきました。

しかし、小骨が多いのが大きな欠点。

寿司ネタにするときは、その小骨を丁寧に取り去って、塩を当てて酢締めにします。


新子も小さいながら小骨が多い魚。

小さいだけに、小骨を取るのは大変な手間です。

想像するだけでクラクラしそう(;´д`)

さらに、小さな魚なので、塩を当てる量や時間の加減も難しく、味わいが淡いので酢の浸かり具合もコツが必要です。

つまり、熟練した江戸前の寿司職人の技の結晶なのです。



千成寿司で新子が食べられると知ってから、ダンナはこの季節には毎年通っています。

私は久しぶりの新子。 

何日も前からワクワクが止まりませんでした(((o(*゚▽゚*)o)))♡


新子はお一人一貫限り。

特別なネタなんで、お皿も特別です。

千成寿司の新子は2枚付ですね。

柔らかくて噛む前にとろけてしまいます。

その食感が新子の醍醐味。

味は淡白ですが、塩味も酢の味も主張せず、あくまでも上品。

あぁ、今年は新子に間に合って良かった〜╰(*´︶`*)╯♡



新子を堪能した私達でしたが、まさか寿司一貫で終わるはずはありません。

海の幸、たくさん頂きました。


でも、長くなりすぎるので、続きはまた明日!




「冷やしゴヱモン始めました」

ゴヱモン巻き?

ゴヱモンロール?


ステンレス製のひんやりトンネル、暑い季節には外せません。

この夏も大活躍ですね。

もう一つくらいひんやりグッズを買っておこうかな。


あと、自分達用にNクールの1番ひんやりするタイプ、買おうかなぁ。

古いひんやり寝具は、あまりひんやりしなくなるんですよね(´-ω-`)