海外土産でうれしかったものは?

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海外旅行のお土産というと、嬉しかった物より残念だった物を思い出します(´ω`)


旅行のお土産はだいたい嬉しいもので、頂いた物は全てありがたいのですが…
両親のフランス旅行土産は想定外過ぎて、ガッカリが過ぎて、いまだに恨めしく思うくらい…(´Д` )


私が大学生の頃、両親が1週間くらいフランス旅行してきました。
CPコスメティクスの前身の「ソニー化粧品(ソニークリエィティブプロダクツの一部門)」のご招待で、視察を名目とした大名旅行でした。

1985年から研究開発から製造まで一貫して、自社工場で化粧品を生産しているCPコスメティクスですが、会社設立当初はフランスのメーカーに作ってもらっていました。
当時フランスの国営企業だったスタンダール社に、日本人の肌に合った化粧品の研究開発と製造を委託したのです。
スタンダール社はパスツール研究所という世界の最先端をいくバイオ科学の研究所を有していたので、作られた化粧品は素晴らしいものでしたよ(^ー^)

発足したばかりで、会社というより一部門でしかなかった「ソニー化粧品」が、フランスの大企業に委託出来るなんて、SONYという大看板があってのことですよね。

その大看板の威光を浴びての研修旅行、スタンダール本社やパスツール研究所の見学。
近くにあるルルドの泉にも連れて行ってもらったそうです。
ルルドの泉は聖母マリアの奇跡の地とされる場所で、カトリックの巡礼地でもあります。
聖母マリアによって病を癒す清浄な泉が湧いてきたという伝説の地で、ソニー化粧品もその水系の水を使ってスタートしました。

古城ホテルに泊まったり、トゥールダルジャンで鴨料理を食べたり、それはそれは贅沢な旅行。
私はその話を羨ましく妬ましく聞きながら、どんな素敵なお土産を買ってきてくれたんだろうとワクワクしていました。


で、渡されたのは、帰りのエールフランスの機内食に付いてきた使い捨てのナイフとフォーク、料理に添えられた塩と胡椒の小さな紙袋Σ('◉⌓◉’)
何、コレ!?


帰りの飛行機の中で、私に何もお土産を買っていないことに気がついたそうです。
仕方なく機内で持ち帰れる物をお土産にすることにした…と。

いやいやいやいや!
ないわ、コレ(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾!!

ちなみに他の家族にはそれなりにお土産買ってありました。
私のお土産は何か特別な物を…と思って、決め切らないうちに買い忘れて帰ったと言うのです。

どんな素敵なお土産もらえるのかと期待感が高まっていただけに、落差が激しく、いまだに失望感が残っています(◞‸◟)


そもそも、母はお土産とかプレゼントとか、他人に渡す物を選ぶのが苦手な人。
誕生日プレゼントも毎年おざなりだなぁ…と思ってました(´-ω-`)
父は逆に凝りすぎて普通に出来ない人。
ビックリする物を突然くれるような人で、旅行に行ったからお土産を…という考えに至らない人でした。

別に、絵葉書とか、お菓子とか、なんでもよかったのに。
フランスを感じられる物ならなんでも。
ちなみに、エールフランスの機内食ツールは、実に味も素っ気もないデザインでした( ̄▽ ̄;)


そんな両親の元、たびたびガッカリさせられつつ育ったので、自分としては相手に喜ばれるお土産やプレゼントを選ぼうとこだわってしまいます。 

でも、海外旅行だと、ついウケ狙いのお土産を買ってしまい、今となっては反省σ(^_^;)
例えば、サンフランシスコに行った際には、蛇や昆虫の形をしたグミとか、リコリス(アメリカ人は好きだが、普通の日本人には無理)のキャンディとか。
香港に行った時はドリアン味のキャラメルとか。
オーストラリアに行った時は「ベジマイト」という健康には良い野菜味噌とか。
これもらったら困るよなー…というお土産を、つい買いたくなってしまうのです(^◇^;) 
土産物ではなく「いやげ物」ですね。
悪意は無いんですけど…もらった人、ごめんなさいね。
犠牲(?)になっていたのはだいたいは教え子でしたけどね。


今は円が異常に安いから、海外旅行に行ってもお土産なんて迂闊に買えませんよね(´・Д・)」
こんな為替レートの中、何かお土産頂いたら申し訳ないくらい。
早くなんとかしてもらわないと、海外旅行のお土産が死語になっちゃうよ( ´△`)



ゴヱモンと離れなきゃならないから、もう海外旅行はしたくないな。

ゴヱモンのいない部屋で寝たくないもん。

汚い部屋だけど、私にはどこより幸せな場所だから。


そうなると、なおさら海外のお土産は嬉しいものです。


でも、物よりお土産話の方がいいかな。

あんなヒドイお土産もらっても、両親のフランス旅行の土産話は、今でも懐かしく思い出しますもんね(^ω^)