ひなまつりの思い出ある?

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今日は桃の節句なので、お昼に京樽でお寿司を買って母と食べました。

雛祭り用のちらし寿司もありましたが、

なんとなく茶巾寿司が食べたくて。

玉子焼きの黄色とエビのピンクが春らしくて、雛祭りっぽい気がして(^ω^)

久しぶりに食べましたが、やはり美味しいです。

太巻きや押し寿司も美味しかったです。

安定の味ですね。


お仏壇にも干瓢巻きをお裾分け。

父は行事食が好きだったから、少しだけでも気分を味わってほしいな。

桃の花と菜の花も母がお供えしてあったし。

お仏壇も黄色とピンクでした。



晩御飯の後で食べたのはコレ。

モンテールの「ひな祭りシュークリーム」。

苺クリームの中に苺ジュレが入っています。

甘いクリームの中に酸味のあるジュレが入っていて、フルーティでバランスが良いです。

やはりモンテールは外れナシですね(о´∀`о)

雛祭りらしい和菓子やケーキを買おうかと思いましたが、このシュークリームにして正解!

リーズナブルで美味しいだもん。

「ひな祭りエクレア」と迷ったのですが、エクレアも今度食べてみよ♪



「おかあさん、ボクには雛祭りは関係ないよ。」

「それより、今日は耳の日、ウサギの日だよ。

なんかオヤツちょうだい!」


ゴヱモンは男の子だから、桃の節句は関係ないね。

端午の節句に何かしようね。

オヤツはいつも通りの量だよ。

最近ゴヱモン、甘やかし過ぎて太ってきたからね( ̄▽ ̄;)



私のお雛様は、父方の大叔母の手作りの木目込み人形でした。

大叔母は祖母の妹で、子沢山だった祖母を手助けするために父の実家に同居し、そのままそこで一生を終えた人です。

婚約者を戦争で亡くし、生涯独身で過ごしました。

私の母の生け花の先生でもあります。

厳しい人でしたが、私のことを大事に思ってくれていることは子供心にも感じていました。


お雛様は女雛男雛の内裏雛で、童子の顔をしている可愛らしい姿でした。

センスの良い大叔母だったので、着物の色合わせなども素敵で、お気に入りでした。

金屏風を立て、緋毛氈を敷き、漆塗りの台座にお雛様を据え、雪洞を飾り、菱餅や三宝を置き…

お雛様を飾るのは私の仕事。

毎年とても楽しみでした(´∀`*)

お雛様が好きなので、3月3日が過ぎてもしばらく飾っていました。

「お雛様をしまい遅れると婚期を逃す」なんて言うのは知っていましたが、お構いなし。

親も私に早く結婚してほしいとは思ってなかったので、何も言いませんでした。



「お雛様をしまい遅れると婚期を逃す」というのは当たってませんよ。

お茶のお稽古で一緒だった先輩のお姉さんは、なんと一年中お雛様を飾っていましたが、ちゃんと結婚しましたから(^ー^)


彼女がお雛様を出しっぱなしにする理由は「生きているのにしまったら可哀想だから」。

なぜ「生きている」と思うのかというと、髪が伸び続けているから、とΣ(゚д゚lll)

写真を見せてもらいましたが、おかっぱ頭だった女雛の髪は、肩よりずっと長くなっていました。

髪が不揃いで「伸びている」のリアリティーを感じました(@_@)


普通なら怪奇現象ですが、そのお姉さんはお雛様を「生きている特別なお雛様」と大切にして、とても可愛がっていました。

だからでしょうか、お姉さんは子供にも恵まれて幸せな結婚生活を送っています。

毎年、家族写真の年賀状が届いています(^-^)

あのお雛様も一緒に連れて行ったのかしら?



私は自分のお雛様をもう何年も倉庫から出していません。

お雛様のことを思うとかわいそうになります(T ^ T)

お雛様もお道具も劣化していると思います。

もう飾ることは無いでしょう。

自分のお雛様のことを思い出すと、もの悲しい気分になる雛祭りです(´ω`)