日が経つにつれ被害の全貌が明らかになり、台風19号は未曾有の大災害だったと痛感しています。

これを「まずまず」と評する政治家には、情けないやら憤ろしいやら( *`ω´)


テレビ画面を通して見てさえ暗澹たる気持ちになってしまうのに、被災された方はどのくらい絶望感に打ちのめされていることか…

お掛けする言葉もありません(>_<)



私の町は幸い被害がありませんでしたが、小さな影響はいろいろありました。

駅構内の鉄道記念日の生け花展も、台風19号の影響でスケジュールの変更を余儀なくされました。

12(土)から14(月)までの二次の展示が中止になってしまい、14(月)から16(木)までの三次と合同になりました。

古流大観流の先生と光風流の先生の生け花を拝見出来なくなりました。

光風流の生け花は拝見したことが無かったので、残念です。




三次の生け花は5瓶。


草月流の中島杏翠先生の作品。

ニューサイラン

アジサイ

ダリア

アジサイの花房と同じくらい大きい立派なダリア!

スーッと垂直に伸びたニューサイランと、アジサイとダリアのボリューム感の対比も面白く、ステキだなぁ(*´∇`*)

色を絞ってモノトーンにしてるのもオシャレ♪




古流松禹会の金子理益先生の作品。

ギンコウバイ
ギンコウバイを知らなかったので、調べてみました。

銀梅花とも呼ばれる地中海沿岸原産の低木で、英名はマートル。

白い花が咲き、紫色の実は食べられるそうです。

知らない植物と出会えるのも花展の楽しみですね(^ω^)




華道古流の萩原一翠先生の生け花。

ボケ

リンドウ

スプレー菊

ワレモコウ

いかにも「秋」という花材の中に、季節を先取りするボケの花。

日本画は一枚の絵の中に違う季節を併せて描いて、季節の移り変わりを表現することがあります。

生け花にもそういう手法が使われるのですね( ・∇・)




フラワーアレンジメントの三ヶ尻雅子先生の作品。

ダリア

トルコキキョウ

バラ

カラー

ホトトギス

タデアイ

ユーカリ

ドウダンツツジ

リャウカデンドロ

ダリアって華やかですね〜╰(*´︶`*)╯♡

秋の花の女王ですね。

配色にコントラストを付ける生け花に比べ、フラワーアレンジメントは同じトーンでまとめることが多いと思います。

それはそれで好き(^ー^)

花の内側が深紫のカラー、アクセントになってますね。




御室流の高橋幸翠先生の生け花。
ノバラ

ホトトギス

フジバカマ

リンドウ

キク

ワレモコウ

秋の七草みたいな生け花ですね。

野趣があって素敵です(´∀`*)

特にフジバカマ…良いなぁ。

どの植物も楚々としていますが、よく見ると力強い生命力も感じます。

と同時に、御室流らしい優雅さも感じられますね。





綺麗な花や生命力溢れる植物は心を慰めてくれます。


でも、台風19号による洪水で、たくさんの植物も命を失っているんですよね(ノ_<)

田畑や果樹園、農家の方が丹精込めて育て、収穫まであとわずかだった作物や、植えたばかりの苗などが泥水に沈み、お気の毒でたまりません。

私達の食卓にも大きな影響が出ることでしょう。


作物でなくても、大切にしていたお庭が水没したり、樹木が折れたり倒れたり…

季節ごとに目を楽しませてくれた植物達も、台風19号の犠牲になっていますよね。


命を守ること、ライフラインを復旧すること、日常生活を取り戻すことがまず優先されて当然です。

しかし、私達の食を支えてくれる農業の復旧への支援も、国を挙げて取り組んでほしいと切に願います。


被災された皆さまに、重ねてお見舞い申し上げます。



 ペタしてね




動物達は大丈夫かね、ゴヱモン(~_~;)

スズメ達には今日出会えたけど。

農業だけでなく、畜産業も被害が出ていますよね。

乳牛が迷子になっているとSNSに上げられているのを見ました。

畜舎に泥水が入り込んだら、病気が蔓延してしまうおそれがあります。


皆さんのペットちゃん、動物家族にお変わりはありませんか?

我が家はゴヱモンも実家のワンコ達も別状無く元気で、本当に幸運でした。


被災地の人と動物、全ての命に平安が訪れますように!