フナ甘露煮食べたことある?
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「鮒」と聞くと、咄嗟に「ふなんこぐい」という言葉が脳裏をよぎります。
そのくらい、何年か前に観た「秘密のケンミンショー」はインパクト大でした。
「ふなんこぐい」とは、昆布巻きにした鮒と根菜類を煮付けた佐賀県鹿島市の郷土料理です。
年中行事や祝いの席に出される、ハレの料理だそうです。
(写真はお借りしました)
仕上がったビジュアルは普通に美味しそうですよね。
「ふなんこぐい」とは「ふなんこ」喰いではなくて、煮凝りを意味する「ごり」が転じた名前だそうです。
衝撃だったのは、その作り方でした。
まず、鮒が大きい(´⊙ω⊙`)!
丸々と太った大きな鮒を求めて、大勢の人達が行列していました。
「鮒がこんなに大人気なんだ」と、まず軽くビックリ。
しかし、真の驚愕は作り方でした。
生きたままの鮒を、昆布巻きを作るように昆布でぐるぐる巻きにします。
この時点の鮒は、水から揚げられてグッタリしているので、あまり抵抗せずに昆布で巻かれていきます。
昆布でぐるぐる巻きの鮒を大鍋に敷き詰めるように並べ、醤油などの調味料を入れて火を点けると、鮒は狂ったようにビチビチ暴れまわりましたΣ('◉⌓◉’)
そりゃそうでしょ!
いきなり醤油などが沁みてくるわ、それが煮えたぎるわ…
料理をしている主婦の方は、なんでもない様子で暴れる鮒を蓋で押さえ込みます。
生きながら煮られる……鮒地獄((((;゚Д゚)))))))
衝撃映像でした。
出来上がった「ふなんこぐい」は、骨まで食べられるほど柔らかく煮えて、美味しそうに見えますが、ひとたび鮒の目線になってしまうと、どうにも食べにくい料理です(T ^ T)
もしご馳走に預かる機会があっても、一緒に煮た大根や蓮根ばかり食べちゃいそうです(^_^;)
ダンナはたまに滋賀県に出張するのですが、「お土産に鮒寿司買ってくる?」という提案は、きっぱりお断りしています。
だって、匂いが相当キツイらしいじゃないですか(´・Д・)」
かなり酸っぱいらしいし。
ダンナも滋賀で食べてるわけじゃないのに、ハードル高すぎです。
でも、最近は匂いがマイルドな鮒寿司もあるそうですね。
それはそれで、ちょっとツマラナイかも(⌒-⌒; )
私が食べたことのある鮒は、甘露煮だけですね。
ちょっと前まで、お正月におせちのお重によく入っていました。
甘〜いし、しょっぱいし、骨っぽいし、正直、好きじゃなかったです(-。-;
川エビとか、モロコとか、ワカサギとか、甘露煮にもいろいろありますが、甘露煮は総じてあまり好きじゃありませんでした。
子供の好きな味じゃないですよね。
大人になってからは食べてないですが、美味しさがわかるようになったかしら?
「2月7日はフナの日。
じゃ、2月8日は何の日だ〜?」
そうなんです。
明日2月8日はノワの誕生日なんです。
ノワにどんなお祝いしてあげようかな⁈
リンゴ?
イチゴ?
ケール?
バナナ?
どれもいつも食べてるものだよね。
特別なお祝い、何にしようかな?
それとも、王冠でも被る⁈
「被り物は絶対イヤ〜(ㆀ˘・з・˘)!」
……だよね(⌒-⌒; )