年金生活者になって久しいのですが、こと趣味(音楽)に関しても大きな変化があります(した)。まあ一番は、大編成から小編成、場合によっては一人を好むようになってきました。
それはバッハもそうですし、ベートーベン・シューベルトにもいえることです。俗に言う室内楽の分野でしょうか、多くとも5人まででしょうか。四重奏はいいですね。
四重奏の好きな点の一つに耳のトレーニングになります。四つの楽器の絡み合いを聞き分ける、このトレーニングです。三重奏・二重奏などは、比較簡単ですが。
例えば、弦楽四重奏曲のモノラル録音となると、トレーニングの難易度がグーンと高くなります。それでもかみ合いが分かってくると楽しくなります。
ベートーベンの弦楽四重奏曲、初期の頃でもハイドン・モーツアルトよりは絡み合いの密度が高いものが多いです。もう中期になれば、もの凄い緊張感が高まります。
アルバンベルグ・バリリ・ズスケ・ブダペストの四つの団体の全集を持っていますが、先ほど書いたように初期の頃は、それほど大きな違いがないのではと。
しかし中期となると、第一ヴァイオリン奏者の個性がはっきりと出てきます。何時も言うことですが、ここで好みが分かれてくると思っています。民主的な団体ではありませんから。