そーっと空いたスペースへ
畳んだタオル類を置いた
そーっとその場から立ち去ろうとした
その時Nさんが待ってと言った
突然の事に心臓が飛び上がる
起こしてしまった…
と思いNさんの顔を覗く
なんだ…寝言…
眠っていることに安心して
一気に気が抜けそうになる
思わずため息をついてしまった
その瞬間またNさんは寝言を言い始めた
待って…まなみ…
何故だかわからないが
とても複雑な気持ちが襲い掛かってきた
彼女が居ることに安心する気持ち
彼女が居たことに寂しくなる気持ち
そして、今の状況に
とても申し訳なくなる気持ち
その反面少しだけ嬉しいと思う気持ち
自分なんだけれども自分じゃない
そんな風に感じた