今年の夏、アメリカに向かう機内で途中まで見たダ・ヴィンチ・コードに興味を持ち、原作を読んでみました。
レオナルド・ダ・ヴィンチの名画 最後の晩餐には、これまで男性ばかりが描かれていると思っていましたが、この本を読んでとても驚きました。
キリストの右隣には赤毛の女性の姿があり、この女性こそキリストの妻になったマグダラのマリアであると言うのです。
ダ・ヴィンチはその事実を知っていて、あえて最後の晩餐にマグダラのマリアをキリストの横に描いたと主張しています。
そして、マグダラのマリアはキリストの子を身ごもり、後に出産したというストーリーは、教会関係者が聞いたら卒倒しそうですが、意外と真実をついているかもしれません。
最近では、学問的検証を踏まえてキリストの結婚式の様子を描いた書籍が翻訳出版されたようです。