昨日に引き続き、インフルエンザワクチン
の話題です。
欧米ではインフルエンザの生ワクチンが既に実用化され、接種が行われています。
低病原性の生ウイルスを直接鼻に入れる事で、自然感染と同様に気道粘膜上にインフルエンザ抗体を誘導し、体内に侵入しようとしているウイルスを粘膜上で中和して感染防御を行うメカニズムです。
現在日本でも、このフルミストというワクチンの臨床試験が行われており、来年度末までに承認を目指しているという事です。
インフルエンザのワクチン接種で痛い思いをするのは、もうすぐ過去の事になるかもしれませんね。