3回目の診察で、
1200でも1300でもいいから、少しでもカロリーを増やすようにと言われました。
基礎代謝分の〇〇kcal食べないと体重が減るので、
減ったら入院ですよ、とはっきり言ってほしかったですが、
具体的数字を出すと、それを目標にして次に進めなくなるのでなるべく言わない方針だったそうです。
本当にそうでした。
具体的数字を出されたために停滞したことがこの先もありました。
帰り道、私は、
前回の目標の1000すら切っているから、
食べられない日でも1000は切らないようにしようね、
と娘に声掛けをしました。
この時期、小児科の先生にも話を聞いていただいていたのですが、
即入院にならないくらい頑張っている
両親は目標をクリアさせようとばかり頑張らず
安心できる家庭を作ること
ゆっくりゆっくりですよ
と言われました。
入院になるのが分かっていても、娘が食べたくないのなら、好きにさせよう。
辛い思いをしてちょっとずつカロリーを増やしたところで、体重はゆっくり減るだろうし、
じわじわ減って数カ月後に入院になるくらいなら、
早く入院して早く戻ったほうがいいとも思うようになっていました。
そして、拒食の一番ひどい時期に、私達はしつこくカロリーアップを言うのを辞めることにしました。
小児科の先生の言葉は、あくまでうちのケースに対し言われたことです。
娘の体重にまだまだ余裕があったことや、
親子関係の様子などを見てのアドバイスだったと思うので、
どの家族にも同じアドバイスをされるとは思いません。
命に関わるレベルまで行っていれば、
半ば強制的にカロリーを増やす必要があると思います。