実家の母(92)の服飾類の調達は
ほぼ私がやっていますが、
本人がいないと難しいのが靴です![]()
こればっかりは履いてみないことには
買うことができません。
母は極端なハンマートゥのうえ、
出歩かなくなったせいもあり
親指の爪に肥厚と変形があるので
そこいらの店では選べなくなっていました
なので、ウォーキング系が充実している
新宿のデパートへ行くことにしました🏢
体力も脚も弱くなってしまってるので
往路はタクシーを使いました。
途中途中で
ここは何処でしょうか?とか
あの建物はなんでしょうか?等々
クイズ形式で楽しませていたのですが、
かなりしっかり覚えているので
感心してしまいました![]()
新宿西口ゾーンに入ってから
小田急百貨店が取り壊された跡を見せたくて
無駄に一周廻ってもらいました![]()
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おかげで6000円もかかったけど、
母も束の間の観光気分を味わえたし
母のお金なので全く気にならない![]()
肝心の靴ですが、
・紐がないもの
・シンプルすぎるものは嫌
という、簡単そうで難しい希望があり
その上での外反母趾と指の変形なので
選べる範囲はとても少ないのです![]()
それにしても
真冬の分厚い毛玉だらけの靴下を履いて
靴に押し込んでいるのが
とても恥ずかしかったです。
出掛けるときのチェックを怠りました![]()
普通の厚さのソックスをお借りして
条件に合う靴を次々と試し履きしますが、
紐がないのに調整ができないと嘆いたり
お洒落すぎると文句をつけたり
なかなか決まりません![]()
担当された店員さんがかなり早口で
ずっと喋りっぱなしだったのも
聴こえの悪い母には情報が伝わらず
疎外感を味わってしまったようでした![]()
1時間以上かかって決めたのはこちら![]()
今度いつ来れるかわからないので
もう一足黒ではないものも![]()
靴によって型が違うので
履き心地の違いをチェックをしてるところ
黒は23cm、シャンパン色は23.5cm
靴2足の会計をしている横で
ランチしていくのよね?
と何度もうるさい母に店員さんも苦笑い![]()
実家まで自転車で行って
着替えたのは滑りの悪い単衣の謎紬と
シンエイさんのカジュアルな綴り帯
帯揚げは柔らかい縮緬の板締め染。
帯締めは御岳組の茉莉花
背中心がなかなか決まらず
苦労の跡がなんとなくわかります
茄子紺のレース羽織を着ましたが
ランチのときに脱いでそのままでした
履物は低めの台のホースヘアの草履
これを書きながらふと思ったのですが、
母の年齢や用途を考えると
面テープで着脱する介護シューズでも
よかったのかなと
?
介護シューズは介護グッズ売り場にあるので
店員さんも高齢者に寄り添った対応なので
早口で次から次に喋ることはありません
でもまだ少し介護シューズは
母とわたしのプライドが許さないかも![]()






