秋を飛びこして急に冬がやってきました
厚い雲に覆われ時おり冷たい雨も落ちてくる
そんな日のお出掛けです
何ヶ月も前から
着物と帯周りは決まっていたので
要は防寒をどうするかです
一旦は涼ごこち長襦袢につけた半衿を
前夜に正絹小紋から仕立て直したものに変え
カーディガンのような
Aラインコートを羽織りました
着物は胴抜きの結城紬にあわせたのは
紫根染の名古屋帯です
帯締めはこの帯に用意した黄色の糸竹が
思いのほか淡い青系の着物と合わず
カラフルな冠組に変更しました
ぼや〜っ
さてさて、紫根染の名古屋帯ですが
去年新宿での伝統工芸展で
お迎えを決断したものの、
全部ほしいけれど｢これだ！｣という色柄と
出会えず＆諸々の事情で
翌年の伝統工芸展に先送りしました
が、秋にうさくんの闘病で
帯と同じくらいの出費があったりで
幾多の困難を乗り越えたところ、
草紫堂さんからお葉書が届き
今年は新宿での開催はないとのことと
でもでもちゃんと出会いの場はあって
都内の呉服店を通して
好みとどんぴしゃの帯をお迎えできました
仕立て上がった畳紙の中には
証紙とともにお手紙が
過日いただいたお葉書と同じ筆跡で、
新宿のデパートにいた中年女と同一人物だと
パレていました
色々と嬉しい♥️